2022年10月15日土曜日

府中牝馬ステークス展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • ミドルペースから、道中で一旦落ち着きつつ→しっかり加速する展開。
  • 切れ&スピードへの対応力が問われる。
  • 予想◎ソダシ

過去のラップタイム

2021 12.5-11.2-11.6-12.0-12.1-11.8-11.0-11.4-12.0
2020 13.0-11.5-11.4-11.5-12.2-12.7-11.8-11.9-12.5
2019 12.4-10.9-11.6-11.8-11.6-11.9-11.3-11.2-11.8
2018 12.5-11.0-11.4-11.5-11.8-11.7-11.4-11.6-11.8
2017 12.9-11.6-12.3-12.7-12.4-12.5-11.2-11.0-11.5
2016 12.7-11.0-12.1-12.7-12.1-12.1-11.4-11.1-11.4
2015 12.5-11.4-11.4-12.0-11.9-12.0-11.5-11.6-12.0
2014 12.7-11.1-11.2-12.0-12.2-12.3-11.3-11.3-11.6
2013 13.1-12.0-12.8-13.1-12.8-12.2-10.8-10.7-11.3
2012 12.6-11.2-11.7-12.1-12.1-11.8-11.3-11.2-11.5

過去10年の平均ラップタイム
12.69-11.29-11.75-12.14-12.12-12.10-11.30-11.30-11.74
1.46.43



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで流れ、道中は極端ではない
ものの一旦落ち着く展開で、勝負所でしっかり加速する形の上がり勝負になる。

この舞台らしく、まずはしっかりした切れを発揮できることがここでは重要で、
適性面での基準は当然その部分に置いておきたいところ。

あとは開催2週目の速い馬場で行われるために、(実質的な厳しさはなくても)
絶対的な水準はそこまで低くならないので、そのペースに"楽に"乗れるような、
軽いスピード、先行力(≠位置取り)を持ち合わせている必要はありそう。


好走する条件
・切れ&スピードへの対応力が必要



予想


◎ソダシ
ヴィクトリアマイルは、スピードに乗りつつ→緩急をつける形から、直線では
持ち前のフットワークを活かして、坂上もしっかりと押し通しての完勝。
距離は1F長いが、ここも適性としては同じようなイメージのレースではあり、
当然有力な存在ということになる。
今回は斤量を背負うし、春以来の久々ならば敢えて下げる手もあっただろうが、
キツい展開だった札幌記念を経由しての→距離短縮であれば、やはり普通に力は
出せそうな雰囲気。大人気だが、ここは素直に推し切っておきたい。

○ラヴユーライヴ
前走は、前半は受け流した形だが、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりを
しっかりとまとめた格好。前々走・クイーンSでも、結果は6着だが、道中~
上がりではなかなかのパフォーマンスを示しているし、ここでも上位に扱える。
ラストの惰性的な強さがあり(そこは兄姉と共通している部分)、東京の坂上で
相対的に脚を伸ばす…ということは出来ても良さそうだし、本来はもう少し流れ
にも乗れるタイプ。人気は甘いし、ここは積極的に考えてみたい。

▲サトノセシル
クイーンSは、落ち着いた流れから→後半長い脚を使う展開の中で、基本的には
ロスなく進めた馬が優勢になったが、この馬は外を回しつつ→直線でしっかりと
詰めての2着。その内容は十分に評価できる。
適性的には少し持続力の方に寄っている印象だが、東京でも常に好走はできて
いるし、ここの展開もこなせて良さそう。しっかりと注目はしておきたい。

注リアアメリア
シンプルに切れという方向性で、肉体的な負荷が掛かる状況ではどうか?という
部分がずっとあった馬だが、マーメイドSでは、淀みのない展開を番手から追走
しての→粘り込み。ここへきて新味を出してきている。
その時の内容と元々の適性を合わせて考えれば、今ならここの展開もこなせて
良さそう。好走の可能性はしっかりと考えておきたい存在。

△アンドヴァラナウト
ヴィクトリアマイルは、終始外を通った内容から→直線で伸び切れず。キビキビ
とした脚使いをするタイプ的には、広いコースではかなり効率が悪くなった印象
だし、結果は仕方のないところではある。
その点では、今回は最内枠。ここは基本的に夏に使っている馬のレースなので、
評価はここまでに止めるが、巻き返しの可能性は考えておきたい。



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