- 後続は前半~道中で平均的に脚を使って→後半でしっかり上げる展開。
- 一定の持久力&切れ&持続力が問われた。
府中牝馬S結果
1 | イズジョーノキセキ | 1.44.5 | 33.3 | 09-11-12 |
2 | ソダシ | 1.44.5 | 33.8 | 03-05-05 |
3 | アンドヴァラナウト | 1.44.7 | 33.8 | 06-09-09 |
4 | サトノセシル | 1.44.7 | 34.0 | 06-05-05 |
5 | アブレイズ | 1.44.7 | 34.3 | 03-03-03 |
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.7
前半1000m:57.9
12.6-10.7-11.1-11.7-11.8-11.9-11.5-11.4-11.8
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半が速くなり、道中も一定以上の水準を保つ展開。
そこから勝負所で少し加速という形。
今回は前が少し飛ばした格好ではあったが、後ろからの馬でも前半からある程度
引っ張られていて、やはり一定の持久力は問われた。
それを前提にして、後続の挙動としては前半~道中を一定に近い水準で進めて、
無理な追い掛け方はせずに→後半でしっかり上げる…という内容だった。
(もちろんある程度長い脚は使っているが)
適性的には、切れと持続力のバランスといったところ。
脚質的には、最後方近くの馬を除けば、好位~差しまでまんべんなく…といった
ところだが、左右で言えば、11秒台を刻み続ける展開の中で、コーナー部分で
内を通った馬がハッキリと優勢になった。
この先に向けては、展開自体は楽なものではなかったし、上位の地力はやはり
認められる。コース取りの面での細かい上げ下げはしつつも、それらの活躍に
まずは期待したい。(スピードの中で→末を伸ばす方向性だったので、感覚的に
つながりそうなのはマイルというイメージだが…)
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
イズジョーノキセキ
中団の後ろからロスなく→最後を伸び切っての勝利。
決め脚は元々しっかりしたものを示していて、ちょうど1年前の西宮Sが道中~
上がりで高いパフォーマンスを発揮した内容。近走は(勝利もあるが)その時と
比べて少し落としていた扱いだった中で、ここで再覚醒。これは恐れ入った…。
昨年はその西宮Sの直後にエリザベス女王杯で5着。厳しい展開の中である程度
積極的な競馬から→粘った内容も良かったし、現状がまた同じようなレベルに
あるのであれば、当然注目しておく必要はありそう。
ソダシ
ある程度流れに乗りつつ、前半~道中で平均的に脚を使って→上がりをしっかり
まとめての2着。最後は僅かに交わされたが、この馬自身に問題はなかったし
(少しのタイミングの問題)、今回は斤量を背負っていた。
ステップレースとしては悪くなかったと言えそう。
次戦はマイルCSになると思うが、ともかく桜花賞のハイパフォーマンスがある
舞台だし、当然有力な1頭ということになるはず。しっかり注目しておきたい。
サトノセシル
他の上位がコーナーでピッタリと内を回っていたのに対して、この馬は外寄りを
通りつつ→最後までジワジワと詰めての浮上。
前走に引き続き、難しい立場ながらしっかり力は見せている扱いで、条件が少し
変われば、すぐにでも結果が出そうな雰囲気はある。
次がどこになるのか分からないが、当然注目はしておきたい。
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