- ビッシリ締まった展開だが、後続にとってはハッキリとした後傾戦。
- 一定の持久力&切れ&末脚の持続力が問われた。(後続)
- 持久力&持続力が問われた。(逃げ馬)
サウジアラビアRC結果
1 | ドルチェモア | 1.33.4 | 33.4 | 02-02 |
2 | グラニット | 1.33.6 | 35.8 | 01-01 |
3 | シルヴァーデューク | 1.34.0 | 33.9 | 03-03 |
4 | ノッキングポイント | 1.34.1 | 33.6 | 07-06 |
5 | マイネルケレリウス | 1.34.3 | 33.6 | 09-09 |
天候:曇 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.6
前半4F:46.3
12.1-11.1-11.6-11.5-11.5-11.1-12.0-12.5
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半はやや速いというくらいの流れだったが、道中が
ビッシリと締まった展開になり、そこから勝負所で1段上げつつ→直線は右肩
下がりの形。
もちろん今回は1頭が飛ばして作ったラップで、後続は直線を向くまでしっかり
とは詰めていなかった格好。逃げ馬を除いて考えれば後傾のバランスになって
いて、適性的には、切れ&末脚の持続力というレースだった。
ただし例年との比較で言えば、道中以降は結構きついラップを踏みつつ…という
形になっているため(追い上げる必要があった後ろの馬は特に)、持久力の部分
でも、やはり一定以上のものは問われた扱い。
その点では、ただただ溜め殺した…というのとは少し印象が異なっている。
脚質的には、一応前3頭という結果になっているが、これもまずは地力があって
こそ。後方&外からの4、5着馬あたりは位置取り&コース取りに泣いた部分が
ありそうだし、次戦以降では細かい上げ下げを考えたいが、この先に向けては、
とりあえずは上位の力を認めつつ…ということにはしておきたい。
(当然それぞれが示した適性を考慮して)
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ドルチェモア
離れた番手から、前半~道中で平均的に脚を使いつつ→上がり最速でまとめての
勝利。他の後続と比べるとギリギリまで溜めた内容になっていて、その分(他が
惰性になった中で)最後まで脚が続いたイメージだが、単独のパフォーマンスを
見れば、一定以上の水準からの→決め手という点で、十分に評価はできそう。
G1ではもう1段上げてくる必要はあるものの、可能性としてはあっても良さ
そうには思える。注目しておきたい。
グラニット
前走の切れ負けた内容を踏まえつつ、締めつけに行った格好で、この馬の適性を
考えれば、(結果もともなった)ナイスチャレンジだったと言える。
今回の脚の使い方だけを見ると、7Fくらいがピッタリというイメージになって
しまうが、この馬の場合、9Fで溜めを効かせつつ→上がりで長い脚を使うことも
出来ている。ここまで締めつけなくても、もっとイーブンに近い持続勝負に持ち
込むことも可能な気はするし、この先もこの路線で活躍する目はありそう。
もうしばらく、じっくりと観察したい。
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