2022年10月1日土曜日

シリウスステークス@中京展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 前半から引っ張られつつ、道中もある程度締まる展開。
  • 持久力&持続力(&一定の切れ)が問われる。
  • 予想◎ハヤブサナンデクン

参考ラップタイム

(1~3勝クラス平均)

(2020&2021年)


ラップ傾向

(過去記事に一部加筆)

今年も中京ダ1900m開催。コースの特徴を把握するため、まずは1&2&3勝
クラスの平均ラップを見つつ、そこから過去2年のこのレースのラップを眺めて
おきたい。

条件戦のラップタイムを見ると、前半ある程度速く、道中はコーナーで一旦落ち
着くものの→向こう正面でしっかりとペースアップする展開。そこから勝負所で
多少の緩急がつく形。

とりあえずは、前半で引っ張られつつ、道中も締まる…という部分で、持久力
&持続力を備えていることが重要になる。
また、4角でブレーキ→直線の坂でしっかり脚を使う点で、一定の切れもあれば
尚良し…といったところ。

脚質的には、ある程度流れに乗ることが基本ではあるのだが、展開自体が厳しい
ため、少しだけ控えた馬が、上がりをまとめて→交わすことも多くなっている。

クラス別で見ておくと、レベルが上がれば→シンプルに全体的に水準が上がって
いるが、特に前半~道中の部分の差が顕著。上級クラスでは、より高い持久力が
問われる…と解釈できそう。


以上を踏まえつつ過去2年のラップを見れば、2020年は前半が速くなった分、
道中が落ち着いた展開で、2021年は逆に前半が少し落ち着いた分(遅い訳では
ないが)、道中が締まった展開。

2つのサンプルだけではやはりバラつきは大きくなっているが、それらの平均を
取れば、ちょうどコースの平均に近づくイメージにはなるし、適性面ではまずは
この舞台の特徴を踏襲しつつ、合わせて格なりの地力を問いたいところ。


好走の条件
・持久力&持続力が問われる
・(一定の切れは必要)



予想


◎ハヤブサナンデクン
前走は、前半からある程度脚を使って、道中も高い水準で進めつつ→上がりを
まとめての圧勝。そのレースを含めて、近走は結果はもちろん、パフォーマンス
的にも充実している。
重賞は3歳時以来の久々となるが、数字的には(横の比較をしても)十分戦えて
いいし、2戦2勝の舞台で適性面でも問題ないとなれば、当然勝ち切る可能性も
考えられる。人気にはなっているが、ここは素直に推し切っておきたい。

○ハセドン
ユニコーンSは、最後方から外を回して…という内容での8着。前の馬に大きな
アドバンテージを与えていた分、追い上げの段階で脚を使い過ぎた格好になって
いて、伸び切れなかったことは仕方ないし、コンマ4秒差ならば全く悪くない。
タイプ的にも距離延長はプラスに働きそうだし、今回は、先週ロスのない競馬を
して結果を出している鮫島克Jに乗り替わっていて、コース取りが上手くいけば
一発まであって良さそう。注目しておきたい。

▲サクラアリュール
ここでは一昨年に2着して、昨年は5着。後者は頭から1秒負けているため、
同じような扱いにはできないが、異なる展開でも崩れていない…という点で、
やはり舞台に対しての適性は備えていそう。
ここ2走は、結果もそうだが、パフォーマンス自体もしっかりと戻っているし、
再び好走する可能性は十分。人気も甘いし、積極的に考えておきたい。

注ハピ
レパードSは、中団後ろのインから、道中以降で持ち出して→しっかりと浮上。
前半が速い展開で、この馬自身も前傾の内容になっていたし、地力を示した。
今回、横山典Jに乗り替わってどのような競馬をするか?というのはあるが、
ダート馬としては馬格がある方ではないので、とりあえず斤量が-3kgになる
というのは大きそう。少しでも積極的なポジションになれば。

△ジュンライトボルト
前走は、前半から脚を使いつつ、上がりでも(コーナーで少し溜めた格好では
あるが)最後までしっかりと持続させての勝利。
同じBSN賞から…ということで言うと、昨年3着のブルベアイリーデとの比較
では(数字的には)1つ劣る扱いになるが、今回のメンバー間では普通に上位。
好走の可能性はやはり考えておきたい。



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