2022年10月30日日曜日

天皇賞(秋)展望(予想)2022



予想


パンサラッサ(陣営)的には、セーフティーリードを保ちたい…という考え方の
ようなので、レース自体のペースはやはり速くなりそうだし、適性としては当然
スピードの中で→上がりをまとめられることが重要になりそう。

あとはジャックドールがどう出るか?だが、前走の内容&舞台が東京という点
からは、無理に追い掛ける必要はなくなったイメージになるし、(遅くはない)
マイペースでの一貫した展開…というのは考えられる。

⇒ロジャーバローズのダービーのようなレースを想定してみたい。


◎ジャックドール
"飛ばす"というよりも"締める"ことで強さを発揮するタイプで、金鯱賞のように
徐々にペースを上げていく展開でこそ、最もパフォーマンスが上がる印象。
その点では、前走・札幌記念で少し控えた競馬をしつつ→結果を出せたことは
大きく、今回ポツンポツンと前に馬を置いて、自身は前後半をバランス良く走る
競馬をすれば、(追い上げのための)早めのペースアップで後ろの脚を消しつつ
→持続力で押し通す…ということは出来ていい。
あとは脚が"消えない"馬が何頭いるか?という問題だが、この馬が上手く自分の
型に持ち込めた場合の"差しづらさ"は確実にある。ここは期待しておきたい。

○イクイノックス
ダービーは、展開に対する位置取りはハマった方だが、道中をかなり高い水準で
進めつつ→しっかりとした決め手を発揮しての浮上。敗れはしたものの、道中~
上がりのパフォーマンスは相当なレベルを示しているし、ここでも普通に上位。
イメージとしては、あと1つ距離があってもいい気はするが、スピードに乗る
という点でも、新馬戦は途中まで逃げていた馬だし、皐月賞でもある程度脚を
使う内容で走れていたので、とりあえずは今回の展開もこなせて良さそう。
評価は結局2番手としたが、(ジャックドールに対する)位置取りがピッタリと
ハマれば、差し切る可能性もやはり考えておきたい。

▲ジオグリフ
ダービーに関しては、最後1つ上げ切れない…というイメージの敗戦で、本質は
やはりこのくらいの距離の方が合っていそう。
東京向きとは言い切れないタイプだが、引っ張られての地力&持続力勝負という
方向に傾くのであれば、今回はむしろ適性的にハマりそうだし、最後まで一定の
リズムで脚を動かしつつ→浮上できても良さそう。
ある程度流れに乗って、ロスなく&じっくりという競馬なら、可能性としては
頭まで考えておきたい。

注シャフリヤール
毎日杯は、水準の高い流れの中で、自身も前半から脚を使いつつ→しっかりと
上がりをまとめる形での勝利。2400mで頂点に立った馬ではあるが、本質は
マイル的な、スピードの中で→上げる…という部分に強さがあるイメージで、
その点では、今回予想されるペースに対してはハマっても良さそう。
久々の国内戦になるので、馬がどのように変わっているのか?分からないが、
ダービー馬の4歳秋。(切れに加えて)力強さが増しているようなら、可能性
としてはやはり頭まであるのかも。注目しておきたい。

△ポタジェ
大阪杯は、厳しい展開に引っ張られつつ、自身はイーブンくらいでまとめての
勝利。金鯱賞の道中~上がりで示したパフォーマンスと合わせて、その地力は
ここでもやはり上位に扱える。
この舞台では、切れ方向になると難しさはありそうだが、今回はジワジワと脚を
使う展開になりそうだし、ロスなく&無理をしない内容から→上がりをまとめる
競馬をすれば、食い込んでくる可能性はあっても良さそう。相手には。

△マリアエレーナ
小倉記念は、前半から脚を使いつつ→後半も高い持続力を発揮しての圧勝。
(2着以降で考えれば)本来は最後の部分をもう少し落としているレースだが、
それを1頭で全く違う性質に変換してしまった格好だし、そこで置き去りにした
馬たちがその後の重賞で好走していることを考えれば、やはり評価できる。
馬格のない馬が今回は56kgを背負う厳しさはあるだろうし、この相手に対して
実際どこまで?というのもあるが、注目はしておきたい。



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