2022年11月11日金曜日

京王杯2歳ステークス回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 締まった流れから→早い段階で脚を使い切る展開。
  • 持久力&持続力(スピード耐性)が問われた。

京王杯2歳S結果

オオバンブルマイ1.20.9 34.2 04-04
フロムダスク1.21.1 34.7 01-01
スピードオブライト1.21.1 34.6 02-02
ペースセッティング1.21.1 33.9 09-08
ヤクシマ1.21.3 34.4 06-05
ブーケファロス1.21.3 33.7 13-13
ミスヨコハマ1.21.3 33.6 13-13

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.5
前半3F:34.6
12.2-10.8-11.6-11.8-11.2-11.5-11.8



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半からある程度速くなって、道中もあまり緩まない
展開。そこから勝負所ではしっかり加速しつつも→上がりは右肩下がりの形。

今回の特徴は、やはり前半~道中が速くなったことだが、後半もじっくりした
仕掛けにはならず、早い段階で脚を使い切るような構造。
展開として変化はついているものの、"耐える"という印象の方が強くなるし、
適性的には、持久力&持続力(スピード耐性)が問われた。

脚質的には、後方から速い上がりを使った馬もいるが、タイミングの早い仕掛け
…というところで、ラストはあと1つ伸び切れなかった印象。
結果としては、流れに乗っていた馬が押し通す形になった。
(もちろんそれらも地力があってこそだが)

この先に向けては、同距離or距離延長組が上位を占めているように、スピード
領域的にマイルに対してはどこまで?とはなるが、とりあえず上位馬に関しては
地力の裏付けにはなっている。長い目で見て、スプリント路線などで活躍する
可能性は考えておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

オオバンブルマイ
少し促しつつ好位インを確保して、直線はジワジワと→最後キッチリと捕える形
での勝利。新馬戦でも高い水準での追走はしていたが、今回は斤量を背負いつつ
その時から1つ末を伸ばした格好で、パフォーマンスを上げてきた。
とりあえず、現時点の数字としては十分なものになっている。
タイプ的には、ビュッとはこないイメージから持続特化という雰囲気ではあり、
距離延長をこなしたとしても、中山マイルのような舞台でこそ…かも。
逆に短縮方向では、まずは1200mのスピードにしっかり対応できるか?という
ところからだが、今回の内容を見る限り、その可能性はやはりありそう。
実際にどこにつながっていくのかも含めて、じっくりと観察していきたい。



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