2022年11月26日土曜日

京都2歳ステークス@阪神展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 道中がまずまずの水準で流れつつ、そこから上がりをまとめる展開。
  • 持久力&切れ&持続力が問われる。
  • 予想◎ヴェルテンベルク

参考ラップタイム

(2021&2020年⇔2歳1勝クラス平均)


ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

今年も阪神開催。過去2年のレースと2歳1勝クラスの平均を参考にしつつ、
傾向を考えてみたい。
(旧ラジオNIKKEI杯2歳Sは、2013年までの古いデータ&暮れの開催という
ことで、傾向が違ってきているために割愛)

それらのラップタイムを見ると、まずは全体として、基本的には早い段階で落ち
着きつつ→後半部分でしっかりと上げる…という展開。

ただしそれらはどれも、(各レース間に馬場差はあるものの)ある程度ペースが
整えられてから→仕掛ける…という形になっていて、道中では一定以上の水準を
クリアする必要がある。その点ではやはり、持久力がしっかり反映されるはず。

それを前提として、後半は加速に対応しつつ&ある程度長い脚を使う…という
ところで、適性的には、切れ&持続力をバランス良く備えていることが重要に
なりそう。(結局は総合力勝負というイメージ)


好走の条件
・持久力&切れ&持続力が必要



予想


◎ヴェルテンベルク
前走は、道中がかなり締まった展開の中で、自身も高い水準のラップを踏みつつ
→上がりをまとめての勝利。直線ムチを入れられた所ではヨレていて、完成には
まだ時間が掛かりそうな雰囲気ではあるが、その持久力&持続力は認められる。
新馬戦では、負けはしたものの、切れ勝負の中でしっかり末を伸ばせているし、
それらの合わせ技でここでも十分に戦えて良さそう。
人気はハッキリ甘くなっているし、ここは推し切ってみたい。

○ティムール
前走は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。
単純にその時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
新馬戦では、同コースでグランヴィノスにあっさり交わされているが、もっと
地力が問われる展開になれば戦えても良さそう。
今回どのような競馬をするのか分からないが、鞍上らしくロスのない競馬なら。

▲トップナイフ
前走は、ある程度高い水準の中で、好位から進めつつ→後半は徐々に&しっかり
上げる形で押し通しての勝利。そのパフォーマンスはここでも普通に上位。
10F戦は、中京の上がり勝負では負けているものの、札幌の地力勝負では完勝
しているし、一定以上の地力が問われるここならこなせても良さそう。
好位からロスなく→粘り込む可能性はしっかりと考えておきたい。

注エゾダイモン
前走は、ロスなく立ち回った内容ではあったが、かなり長い脚を使う展開の中で
最後までしっかりと持続させての勝利。(前半はゆったりしたものの)道中で
踏んだ水準も高くなっているし、その持久力&持続力は認められる。
後半でもう1段上げられるか?というところで、1つ推し切れなかった部分も
あるが、今回も内寄りの枠を引いたし、ロスなく→粘り込む可能性は考えたい。

△グランヴィノス
新馬戦は、徐々に射程圏に入れていく形から、タイミングを計りつつ→上がりを
しっかりとまとめての完勝。性能を示した。
落ち着いた流れで、道中水準の裏付けは現状ないので、評価としてはここまで
だが、地力のあるこの系統だし、あっさり更新してくる可能性は考えたい。

△ナイトキャッスル
前走は、道中まずまず高い水準から→上がりをしっかりとまとめた格好。
その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
一足先に抜け出していたトップナイフには迫れず…という内容ではあったので、
評価としてはここまでだが、とりあえず相手には考えておきたい。



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