- 前半それなりに引っ張られつつ→しっかりと変化がつく展開(想定)。
- 持久力&切れが問われる。
- 予想◎ダノンスコーピオン
参考ラップタイム
(2021&2020年⇔阪神牝馬S平均)(2021&2020年⇔マイラーズC'22&マイラーズC'21&中京記念'20)
ラップ傾向
今年も阪神開催。過去2年のラップを見てみれば、2020年は(馬場を考えれば)
道中がしっかり落ちついた展開になっているし、2021年は阪神牝馬Sの平均を
下回るような流れで、ともにハッキリとした上がり勝負になった。
一方で代替開催で行われた他の重賞を見ると、どれもハッキリとした前傾戦に
なっていて、過去2年のスローペースを基準として考えるのは、少し躊躇して
しまうところがある。
特に今年の場合は、出走メンバーの中にマイラーズC(×2)で展開を作った
ベステンダンクの名前があるため、予断を許さない…という雰囲気。
その点では、やはり持久力の部分でもしっかり裏は取っておきたい気はするし、
それを前提とした上での"切れ"(&もしかしたら持続力)…というイメージで
考えておきたい。
好走の条件
・持久力&切れが必要
予想
天気が微妙…。ただでさえ内が厳しくなっている馬場なので、シトシトとでも
降り続くようなら、先週のようなこともあり得なくはないのかも…。
◎ダノンスコーピオン
富士Sは、勝負所では少し溜めたが、最後差し馬がしっかりと浮上した展開で、
上位の中では最も前から進めての3着。負けはしたものの、56kgを背負いつつ
坂上も踏ん張っていたし、地力は十分に感じさせた。
今回は、少しでも降水があるようなら→内がさらに悪化する可能性もある中で、
外枠をきっちり確保したし、同じ理由で展開面でも地力方向に傾くのであれば、
そこまでビュッとは来ないタイプ的にハマっても良さそうなイメージ。
他も強いが、ここは積極的に推し切ってみたい。
○ソウルラッシュ
同舞台マイラーズCは、締まった展開になって、他が一様に脚をなくした中で、
唯一しっかりとした脚を使っての勝利。その時のパフォーマンスで考えれば、
ここでも十分上位に扱える。
パワー系のタイプで、元々馬場が荒れている中でさらに降水の可能性があるの
なら、適性的にはピッタリとハマっても良さそう。
枠もいい所に入ったし、勝ち切る目も考えておきたい。
▲シュネルマイスター
昨年2着。そのレースも含めて、国内マイルG1では全く崩れていない訳だし、
それぞれの展開的にも緩急自在という内容。ここでもやはり上位扱いになる。
当然、普通に考えればこの馬中心でもいいところだが、今の馬場で(今年も)
内寄りの枠に入った点は気になる。
その点から少し推し切れなかったのだが、走法的には馬場が悪化してもこなせ
そうなイメージではあるので、コース取りが上手くいくようなら、頭まで。
注サリオス
過去2年のマイルCSは掲示板前後まで…という結果になっているが、元々は
G1を勝っている舞台。両者の違いは、前者が上がり勝負だったのに対して、
後者はハイペースからの粘り勝負だったこと。それを考えると、雨で馬場が悪化
するようなら、実質的なペースが上がって→前進する目はありそう。
内寄りの枠を引いたため、結局扱いが難しくなってしまったが、今回は朝日杯を
制した時以来のコンビ。可能性は考えたい。
△ソダシ
この舞台では、コースレコードで勝った桜花賞のハイパフォーマンスがあって、
阪神JFでも勝利。実力&適性ともに当然の上位扱いになるし、前走でも負けは
したものの、斤量を背負ってしっかりと力を示していて、状態も良さそう。
今回の条件を考えると、(パワーはある馬だが)やや内寄りの枠から持ち前の
フットワークを活かし切れるか?というのはあるので、評価としてはここまでに
なってしまったが、可能性はしっかりと考えておきたい。
△セリフォス
ここ2走に関しては、ハッキリ上がりに寄せた内容になっているが、朝日杯では
ある程度流れに乗りつつ→上がりをまとめられているし、NHKマイルCでも
前半で脚を使う形から→粘りを見せていて、地力も確か。
今回は56kgに加算される分の厳しさがあるし、その点で相対的な評価をすると
この位置にはなったが、枠もいい所を引いて、手替わりで新たな一面を見せて
くる可能性もある。やはり相手にはしっかりと考えたい。
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