みやこステークス＠阪神展望（ラップ傾向＆予想）2022

まとめ

• 前半ある程度速い流れから、後半はフラットな展開になる。
• 高い持続力＆一定の持久力が問われる。
• 予想◎タイセイドレフォン

参考ラップタイム

（2020＆2021年⇔アンタレスＳ平均）

ラップ傾向

（過去記事の一部修正）

阪神開催。とりあえず昨年と同様に、同舞台の重賞アンタレスＳを参考にして
おきたい。（以下、転載）

過去の平均ラップタイムを見ると、前半はやや速いくらいの流れから、道中は
コーナーで一旦落ち着きつつも淀みなく流れて、そのままジワジワと加速しつつ
勝負所に突入→ラスト1Fが落ち込む形。

舞台が替わってから、しばらくは道中落ち着いた展開もあったのだが、近年は
締まった展開が増えていて、結局のところ、コースの特徴通りフラットな形に
近づいてきた…という印象。

そうなれば、適性的にはやはりスピード持続力ということになるし、レースを
通して一定水準以上の領域に"居続けられる"ことが重要になる。
（当然、底辺の部分＝持久力も必要）

またレース後半に関しても、３コーナー手前から下る構造もあって、早い段階
からペースアップして→長い脚を使う形になり、ここでもまた持続力。
その点でのごまかしは効かないものとして考えたい。


※参考レースと比べて、2020年は締まった展開になって、2021年は一旦緩んだ
展開になったが、後者に関しても早い段階からペースは上がっていて、道中から
脚を使う部分は変わっていない。引き続き"持続力"を重視しておきたい。


好走の条件
・高い持続力があること
・一定の持久力は必要

予想

◎タイセイドレフォン
レパードＳは、前半が速くなった展開の中で、上位の中では最も前から進めつつ
→直線もしっかりと粘りを見せての２着。その地力は十分に認められる。
前々走では逆に、（前半よりも）道中が締まった展開を圧勝しているし、適性
としては本来、この手の舞台の方が合っていそうなイメージ。
今回はトップクラスが紛れ込んできて、相手は当然強いが、枠もちょうど良さ
そうなところを引いたし、押し通す期待をしてみたい。

○オメガパフューム
同舞台アンタレスＳは、一定水準以上の締まった展開の中で、自身も道中から
かなり脚を使いつつも→上がりをしっかりまとめての勝利。
59kgを背負っていた訳だし、改めて格を示した。
その後の帝王賞でもしっかり走れていて、まだまだ出来る扱いでいいだろうし、
今回も斤量は重いが、周ってくればやはり勝ち負けはしてきそう。
評価としては２番手にしたが、可能性としては当然頭まで。

▲ハピ
シリウスＳは、ロスのないコース取りから→内を捌いての浮上だったが、道中が
締まった展開の中で、自身も高い水準のラップを踏んでいた格好だし、やはり
その地力は認めておきたいところ。
阪神ではもっと外を回す形の競馬になるとは思うが、１勝クラス戦ではちゃんと
好内容で走れているし、やはり浮上の可能性は考えておきたい。

注ヒストリーメイカー
一昨年のこのレースで２着。その後昨年のアンタレスＳでも２着している馬で、
この舞台への適性は当然高い。
今年の春は明らかにパフォーマンスを落としていたが、夏には復活。
前走エルムＳに関しては、ロスなく回すことが重要になった中で、自身は外々を
回した格好だし、ここで巻き返す可能性はあってもいいはず。注目。

△ハギノアレグリアス
同舞台の前走は、道中ある程度締まった展開の中で、上がりをしっかりまとめる
形での勝利。その時も含めて、最後を伸び切るということは常にできている馬
だし、単純に適性は高そうなイメージになる。
今回は外寄りの枠を引いたし、無理のない形で中団外寄りから進めれば、直線で
浮上してくる可能性は十分にありそう。注目はしておきたい。