2022年12月17日土曜日

阪神ジュベナイルフィリーズ回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 前半~道中が速く、後半も早い段階で一気に脚を使い切った展開。
  • 高い持久力が問われた。

阪神JF結果

リバティアイランド1.33.1 35.5 08-08
シンリョクカ1.33.5 35.9 08-08
ドゥアイズ1.33.5 35.4 12-12
アロマデローサ1.33.6 36.3 06-04
ミシシッピテソーロ1.33.8 35.9 10-10
ドゥーラ1.33.8 35.0 17-17

天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:36.1
前半4F:45.2
12.1-10.5-11.1-11.5-11.8-11.1-12.5-12.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から速くなり、道中もなかなかスピードが落ちない
展開。そこから勝負所で一気に脚を使い切って→直線は落とした形。

今回の特徴は、言うまでもなく前半~道中の速さ。
レース全体としても2.7秒の前傾で、後半は完全に余力の戦いになり、前半を
受け流した後方の馬でも、道中で極端に脚を使って→上がりは止まりながら。
適性的には、はっきりと持久力というレースになった。

脚質的には、この展開なので前から進めた馬にはやはり厳しかったと言えるが、
前述のように後続もかなり脚を削られていて、結局は地力が反映された。
あとはコーナー部分が速い展開…というところで、少しでもロスなく回すことが
重要にはなった。

この先に向けては、今回の上位馬の地力は当然認められるし、(性能面で他の
レースによる裏付けがあるのなら)来春にもつながって良さそう。
コース取りによる上げ下げは一応考えたいが、まずはそれらの活躍に期待して
おきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

リバティアイランド
ある程度流れに乗りつつ、勝負所では堂々と外を回して、直線では(相対的な)
余力の差を見せつけるような形で→押し通しての勝利。
上がりの部分での強さを示していたこれまでとは真逆とも言える内容で、この
展開をこなせた(補完できた)のであれば、現状は無敵!とはなる。
年明けに頭角を現すような大物がまだ隠れているかも知れないが、とりあえずは
来春に向けても、大きに期待はしておきたいところ。

シンリョクカ
ロスなく進められたというのはあるが、ゆったりとした流れから→性能で勝ち
上がった1戦1勝馬が、この展開に対応。脱帽するしかない…。
その新馬戦の後半の力と合わせて、これも緩急どちらも…という扱いになって、
(勝ち馬に対してはともかく)来春に向けても十分に期待は持てそう。
しっかりと注目していきたい。



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