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落ち着いた流れから、後半で長くいい脚を使う展開。
(額面以上の厳しさがあった印象) - 一定の持久力&末脚の持続力が問われた。
ジャパンC結果
1 | ヴェラアズール | 2.23.7 | 33.7 | 11-09-10-10 |
2 | シャフリヤール | 2.23.8 | 33.7 | 12-14-14-12 |
3 | ヴェルトライゼンデ | 2.23.8 | 34.0 | 05-05-05-04 |
4 | デアリングタクト | 2.23.9 | 33.7 | 12-13-14-14 |
5 | ダノンベルーガ | 2.24.3 | 34.4 | 08-10-10-07 |
6 | グランドグローリー | 2.24.3 | 34.2 | 08-10-12-12 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.2
前半1000m:61.1
12.8-11.2-12.3-12.5-12.3-12.2-12.4-12.1-11.7-11.4-11.3-11.5
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中は極端に緩んだ訳ではない
ものの、落ち着いた展開。そこから後半は早めのペースアップをして→最後まで
スピードを落とさない形。
今回の場合、じっくりと進めつつ→上がりで長くいい脚を使う…という、展開
としてはシンプルなレースになった。
(適性的には、一定の持久力&末脚の持続力が問われた)
しかしペース自体はそれほどでも、タイトな隊列で、数字には表れない厳しさが
あった印象。無駄な動きをしたら、もしくは(我慢できず)先に(一気に)脚を
使ってしまったら終わり…というような、特にジョッキー基準ではハイレベルな
一戦だったように思える。
その中において、ロスのない内容から→捌き切った馬が最終的に勝利したことは
偶然ではないだろうし、おそらくラスト1Fでの明暗を分けたであろうアクセルの
踏み込み方など、学びが多く、唸ってしまうような内容だった。
この競馬が先につながるかどうか?ではなく、是非とも先につなげて欲しい。
そう願わずにはいられない、素晴らしいジャパンCだった。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ヴェラアズール
窮屈なところを抜けてきたゴール手前の捌きもさることながら、スタート後も
しっかりポジションを確保する動きをしていて、まずはやはりムーアJの騎乗が
光った一戦だった。
馬自身に関しては、踏んだ水準としてはこれまでのレースとあまり変わらない
扱いで、(数字的には)特別に前進を見せた訳ではないが、このメンバーの中で
勝ち切ったことは当然価値が高いし、実力&この手の舞台に対する適性を改めて
証明した格好。
有馬記念では、まずは適性面でどこまで対応できるか?ということにはなるが、
今の状態で何もできない…というのも考えにくい。やはり注目はしておきたい。
シャフリヤール
ラストのスピード水準がこの馬向きになった…というのはあるかも知れないが、
外を回しつつ→直線でしっかり脚を伸ばしての(動かしての)2着。
あと1歩のところで勝利は逃したものの、勝ち馬をはじめ他の上位馬とのコース
取りの違いを考えれば、十分に評価できる内容だった。
次がどこになるのか分からないが、ハイレベルな毎日杯の内容から、個人的には
9F~10Fの締まった展開でもう1度見てみたいが…。とりあえず動向に注目。
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