2023年1月21日土曜日

日経新春杯@中京回顧(ラップ分析)2023


まとめ
  • ミドルペースから、後半は長くいい脚を使う展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が問われた。

日経新春杯結果

ヴェルトライゼンデ2.14.2 35.0 05-05-05-04
キングオブドラゴン2.14.3 35.3 03-02-02-02
プラダリア2.14.3 34.8 05-05-08-10
ヤマニンゼスト2.14.4 35.0 07-08-08-06
ロバートソンキー2.14.6 35.2 10-08-08-06

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.3 3F:35.4
前半1000m:62.1
12.9-11.6-11.8-12.9-12.9-12.6-12.2-11.9-11.5-11.5-12.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、(馬場を考えれば)ミドルペースくらいの入り方から、
道中は一旦落ち着いた展開。その後は徐々にペースアップしつつ、早めに脚を
使い切って→最後は少し落ちる形。

今回の場合、ペースとしては極端に遅いという訳ではないし、一定の持久力は
問われたと思うが、過去2年と比べるとやはり落ち着いた方。
その点では、後半である程度しっかりと上げる…ということが必要になって、
いい脚を長く…というレースに。適性的には、末脚の持続力が問われた。

脚質的には、後半型の展開の中で、ある程度流れに乗る&ロスなく進めることが
重要になったイメージ。その点では、次戦以降で細かい上げ下げが必要になる
かも知れない。

ヴェルトライゼンデは、極力ロスなく回しつつ→直線で馬場のいい所に持ち出す
好騎乗だったが、とにかく今回は59kgを背負い、最後も力強く押し通した格好。
内容的には完勝と言っていいだろうし、とにかく今の充実ぶりは相当なもの。
当然この先の期待はさらに大きくなるし、タイプ的には阪神内回りで前進する
目もある。期待しておきたいところ。

プラダリアは、直線で馬場のいい所を通った…という部分はあるだろうが、他の
上位がロスなく回していたのに対して(その後持ち出したとしても直線から)、
コーナーから大きく外を回しての浮上。パフォーマンス的にも更新してきたし、
この先、さらなる前進を示す可能性もありそう。注目しておきたい。


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