2023年3月18日土曜日

ファルコンステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ハイペースから、多少の緩急が付きつつ→最後は落ちる展開。
  • 持久力&持続力(&切れ)が問われる。
  • 予想◎バグラダス

過去のラップタイム

2022 12.1-10.5-10.5-11.3-11.6-12.4-12.5 33.1-36.5
2021 12.2-10.6-10.9-11.4-11.1-11.5-12.4 33.7-35.0
2020 12.1-10.7-11.0-11.7-12.1-11.5-12.2 33.8-35.8
2019 12.0-10.8-11.4-11.7-11.5-11.6-11.9 34.2-35.0
2018 12.4-11.1-11.4-11.7-11.8-11.7-12.0 34.9-35.5
2017 12.0-10.8-11.2-11.8-12.1-11.4-11.8 34.0-35.3
2016 11.9-10.5-10.9-12.0-13.1-13.0-13.6 33.3-39.7
2015 12.0-11.0-11.4-11.6-12.0-12.1-12.8 34.4-36.9
2014 11.9-10.3-10.8-11.9-12.2-11.8-12.3 33.0-36.3
2013 12.4-11.2-11.3-11.8-11.7-11.8-12.0 34.9-35.5

過去10年の平均ラップタイム
12.10-10.75-11.08-11.69-11.92-11.88-12.35
1.21.77 33.93-36.15



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなって、コーナーでしっかりと減速、直線はそのまま踏み止まるか少し加速しつつ→ラスト1Fは落ちる形。

とにかくこのレースでは、最初の直線の長さによってかなり前傾の展開になり、余力勝負に近い性質になることから、持久力を備えていることがまずは重要。

また3~4角の構造上、勝負所の手前で一旦ブレーキが掛かって、4角→直線でしっかり脚を使う格好になるため(上り坂でラップに表れないこともあるが)、単純にハイペースを地力で粘るタイプでは厳しくて、持続力がありつつ&メリハリのある展開にも対応できるタイプがイメージとしては合っている。

脚質的には、やはりこのペースなので前の馬には厳しくなっていて、適性面は当然考慮しつつも、基本は少しでも控える馬から…という考え方をしたい。


好走する条件
・持久力&持続力があること
・出来れば一定の切れが欲しい



予想


◎バグラダス
朝日杯FSは、速い流れの中で自身も前半から脚を使いつつ→上がりをまとめての5着。地力は当然認められるし、前々走・東京7Fでの溜めを利かした内容と合わせて考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
今回、枠もいいところを引いたし、速そうな馬も結構いる中でマイペースを保てれば、勝ち切る可能性は十分。期待しておきたい。

○ペースセッティング
シンザン記念は、前半~道中をビッシリ締めつける形で逃げつつ→直線もしっかりと踏ん張っての2着。最後は差されたが、十分な地力を示したと言えるし、距離短縮へのつながりも感じさせる内容だった。
今回はどのような競馬をするのか?というところで、行き切ると→速くなり過ぎるリスクはあるが、可能性はやはり考えたい存在。1つでも控える形なら。

▲テラステラ
前走は、後傾のやや変化がついた展開を、番手からの→押し切り。前々走は、6Fの引っ張られる展開の中で、自身はイーブンにまとめての快勝。それらの合わせ技で考えれば、地力&適性ともに上位に扱える。
最内枠を引いて、1つ控えたポジションから→ロスなく進めれば、可能性はありそう。

注カルロヴェローチェ
前走は、(ミドルペースから)道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。パフォーマンス的には普通に上位扱いになる。
元々は中距離から短縮してきたタイプ的に、スプリント的な流れにどこまで対応できるか?というのはあるが、出たなりで控える選択になれば、可能性はあっても良さそう。

△スプレモフレイバー
前々走では6Fの持続力が問われる展開で浮上しつつ、前走では東京7Fでしっかりとした決め脚を発揮。ともに前を残す形にはなっているが、それらの合わせ技で考えれば、適性的にこの舞台をこなす可能性はあっても良さそう。
外枠で、これまでのようなロスのない競馬は難しいかも…だが、注目はしたい。



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