2023年4月16日日曜日

アンタレスステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半ある程度速い流れから、後半はフラットな展開になる。
  • 高い持続力&一定の持久力が問われる。
  • 予想◎プロミストウォリア

過去のラップタイム

2022 12.6-11.0-13.0-12.2-12.3-12.3-12.2-11.9-13.0
2021 12.4-10.1-12.3-12.2-12.2-12.5-12.8-12.1-12.4
2020 12.6-10.9-13.1-12.3-12.2-12.1-12.0-11.9-12.7
2019 12.4-10.4-12.5-12.0-12.7-13.2-12.6-12.0-13.0
2018 12.7-10.7-12.3-12.2-12.3-12.0-12.3-12.3-13.0
2017 12.5-10.8-13.0-12.5-12.4-12.1-12.1-12.0-12.5
2016 12.4-10.7-13.1-12.1-12.1-12.1-12.2-12.3-12.9
2015 12.7-11.0-12.6-11.8-12.0-12.1-12.1-12.3-13.0
2014 12.7-11.0-13.1-12.5-12.7-12.5-12.1-11.9-13.0
2013 12.4-10.7-13.2-12.7-12.6-12.2-11.9-11.5-12.5

過去10年の平均ラップタイム
12.54-10.73-12.82-12.25-12.35-12.31-12.23-12.02-12.80
1.50.05



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去の平均ラップタイムを見ると、前半はやや速いくらいの流れから、道中はコーナーで一旦落ち着きつつも淀みなく流れて、そのままジワジワと加速しつつ勝負所に突入→ラスト1Fが落ち込む形。

舞台が替わってから、しばらくは道中落ち着いた展開もあったのだが、近年は締まった展開が増えていて、結局のところ、コースの特徴通りフラットな形に近づいてきた…という印象。

そうなれば、適性的にはやはりスピード持続力ということになるし、レースを通して一定水準以上の領域に"居続けられる"ことが重要になる。
(当然、底辺の部分=持久力も必要)

またレース後半に関しても、3コーナー手前から下る構造もあって、早い段階からペースアップして→長い脚を使う形になり、ここでもまた持続力。
その点でのごまかしは効かないものとして考えたい。


好走の条件
・高い持続力があること
・一定の持久力は必要



予想


◎プロミストウォリア
東海Sは、前半はミドルペースだったが、後半を締めつつ→しっかりと上がりをまとめての勝利。地力で耐える形が多かったそれまでの内容からすると→新味を出してきたイメージになるし、名実ともに1つステップを上がった雰囲気ではあった。
今回はやはり59kgを背負う厳しさはあるだろうが、今の状態ならばそれも乗り越えられる可能性は十分。素直に期待しておきたい。

○ケイアイパープル
昨年ここでは5着。その時は締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→粘った格好。差しが優勢になった中で、掲示板に載った馬の中では最も前から進めていた扱いだし、その地力は認められる。
そこから平安S2着をはさんでの地方巡業でもずっと安定して走れているし、ここでもやはり注目はしておきたい存在。

▲パワーブローキング
前走は、締まった展開の中で、自身も道中で極端に脚を使いつつ→上がりをまとめての勝利。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位扱い。
経歴的には上がりをあと1つまとめられれば…というところはあるが、ここ2走は水準を一気に更新しているし、今ならある程度対応できても良さそう。注目しておきたい。

注キングズソード
前走は、道中をまずまずの水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。ロスなく回して→最後キッチリ捕えた格好の好騎乗でもあったが、その実力は認められる。
位置取りとしても平均的に脚を使う形になりやすそうだし、上位に食い込んでくる可能性はしっかりと考えておきたい。

△ヴァンヤール
前走は、後半長い脚を使う展開の中で、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての浮上。その時の内容で考えれば、実力&適性ともに、ここでも上位に扱える。
同舞台のみやこSでも、馬群の中で難しい進路選択になったが、直線は詰めているし、適性面でも問題はなさそう。やはり相手には。



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