2023年4月15日土曜日

アーリントンカップ展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半ある程度引っ張られつつ→上がりでしっかりと加速する展開。
  • 切れ&一定の持久力が問われる。
  • 予想◎ドクタードリトル

過去のラップタイム

2022 12.1-10.6-11.6-12.0-12.2-11.3-11.1-11.8
2021 12.4-10.8-11.5-12.3-12.2-11.5-11.2-12.3
2020 12.4-10.8-10.9-11.6-11.9-11.7-12.1-12.9
2019 12.4-11.2-11.4-12.4-12.4-11.5-11.0-11.9
2018 12.4-10.8-11.3-12.0-12.2-11.4-11.3-12.0

~開催時期:1回阪神1日~
2017 12.3-11.0-12.0-11.9-11.9-11.4-11.3-12.3
2016 12.4-10.6-11.4-12.3-12.4-11.4-11.3-12.3
2015 12.7-11.2-11.7-12.5-12.7-11.9-11.1-12.1
2014 12.6-11.1-11.5-11.5-12.1-11.6-11.1-12.5
2013 12.6-11.3-12.0-12.4-12.4-11.4-10.9-11.8

過去10年の平均ラップタイム
12.43-10.94-11.53-12.09-12.24-11.51-11.24-12.19
1.34.17



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は極端には緩まないまでも一旦落ち着く展開。そこから勝負所ではしっかり加速しつつ→ラスト1Fが落ちる形。

馬場改修した直後と比べて、近年は道中が少し落ち着く傾向にあって、ある程度しっかりとした加速が入る展開が基本。適性的には当然切れが問われる。

ただし、単なるスローからの→上がり勝負という訳ではなく、スタート直後はそれなりに引っ張られることから、そこで無理なく流れに乗って→後半に脚を残す…という点で、やはり一定の持久力は必要になる。

脚質的には、どちらかと言うと差し馬の方が目立つ印象だが(近年は特に)、それらも単に決め手だけではなく、前半からある程度脚を使っている形が基本。
結局は総合力…的な考え方をしたい。


好走する条件
・切れ&一定の持久力があること



予想


道悪で、先行馬が多いメンバー構成。
場合によっては、後ろにいるだけで→好走という事態も考慮はしておきたい。

◎ドクタードリトル
毎日杯は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての浮上。直線は進路選択の部分でスムーズとは言えなかった中で、4着という結果は悪くないし、地力を示した。
2走前や新馬戦ではしっかりとした決め手も発揮できているし、それらを合わせて考えれば、ここで前進する可能性も十分にありそう。期待しておきたい。

○オーシャントライブ
前走は、道中まずまずの水準から→最後までしっかりと伸び切る形での2着。それまでのレースでも、上がりをまとめる…ということは(数字的に)十分できている。
ここでは地力の部分でもう1段上げてくる必要はあるが、走法的に道悪はこなせても良さそうだし、スタートの悪さも今回は大問題にはならない…かも。積極的に考えてみたい。

▲ナヴォーナ
新馬戦は、ゆったりとした流れではあったが、直線は最後まで伸び切る形で、しっかりとした決め手を発揮しての勝利。性能の高さを示した。
地力の部分では当然ここで更新してくる必要があるし、いつもならもう少し下の評価でお茶を濁すところだが、末に賭けるタイプがバッチリはまりそうな状況。やはり注目。

注トーホウガレオン
シンザン記念は、締まった展開に引っ張られて、自身も道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめての3着。前々走での末を伸ばした内容と合わせて考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
前走のように、前半を少しでも受け流す形なら、とりあえずは面白そう。注目。

△シルヴァーデューク
成績の上では、重賞も含めて安定した経歴になっていて、内容としても、上がりをまとめる…ということはずっと出来ている馬。地力では上位に扱える。
今回は道悪で、極端な脚は必要ないだろうから、少しでも前半を受け流せるようなら、周ってくれば→自然と浮上…という目もありそう。やはり相手には。



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