2023年4月9日日曜日

桜花賞展望(予想)2023



予想


土曜の止まらないイメージの傾向が、乾いていく過程の馬場によるものなのか、それともそれが本来の姿なのか…という難しさはある。
一応は(傾向を)踏襲する想定で組み立てるが、当日の変化に注意は払っておきたい。


◎リバティアイランド
阪神JFは、ロスなく進めることが重要になったレースで、堂々と外を回しつつ→直線もしっかりと押し通しての完勝。厳しい展開の中で自身も高い水準のラップを踏んでいたし、それまでの1枚上とも言える決め手と合わせて考えれば、当然の上位扱いになる。
今回また同じような競馬をした場合に、今の状況がそれを許してくれるのか?というのはあるが、内枠を引いたし、少しでも距離を走らない(無駄脚を使わない)内容になれば、あっさりも普通にありそう。指数的にも1枚抜けているし、とりあえずは素直に期待。

○コナコースト
チューリップ賞は、スタートは出して行ったものの、道中じっくり構えて→しっかりした決め手を発揮しての浮上。前は残したが、最後まで詰めていたし、その力は認められる。
エンジンが掛かるまで少し時間を要するイメージだが、その分終いは伸び切れるし、前走が脚を測ったということならば、今回より積極的な競馬をしての→前進もありそう。
まだ底を見せていない雰囲気もあるし、積極的に考えてみたい。

▲ドゥアイズ
クイーンCは、前傾の流れの中で、自身も前半から脚を使いつつ→上がりをまとめての2着。敗れはしたが、上位の中では最も前から進めていた格好だし、改めて地力を示した。
タイプ的にあと1つ上げ切れるか?というのはあるが、阪神JFのような競馬になっても崩れない確かさがあり、前走のように流れに乗る形なら今の状況にハマる可能性もある。
枠もいいところを引いたし、ここは注目。

注ハーパー
クイーンCは、引っ張られる展開の中で、ある程度流れに乗りつつ→上がりをしっかりまとめての勝利。直線は右肩下がりの形になったが、その中で(惰性的な)強さを示した。
現段階での経歴では、後半であと1つ上げられるか?というのはあるが、今回はルメールJに替わるし、内寄りの枠も確保。前寄りからロスなく→ゴール板できっちり脚を使い切るような競馬をすれば、残る可能性はやはりありそう。

△ライトクオンタム
シンザン記念は、締まった展開に引っ張られて、自身も道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめての勝利。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでもやはり上位。
最後に惰性を効かす…というイメージだった内容からは、これまでのような坂上が長い舞台の方が合うのかも知れないし、今の状況も踏まえて評価はここまでに止めたが、当然浮上の可能性は考えておきたい。

△シンリョクカ
阪神JFは、ロスのない競馬ではあったが、厳しい展開の中で、自身も前半~道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての2着。完全に上がりのみ…という新馬戦を経験しただけの馬が、その厳しい流れに対応したことだけでも、十分に非凡さは感じさせた。
今回は外寄りの枠に入って、再びの試金石というイメージになるし、評価はこの位置になったが、あっさりこなしてくる可能性はやはり考えておきたい。

△ペリファーニア
チューリップ賞は、好位から溜め→切れを発揮する形での3着。それと新馬戦の、道中から脚を使いつつ→最後までしっかり持続させた内容を合わせて考えれば、ここでも上位。
外枠に入ったことで(内⇔外も含めての)ポジショニング次第という部分はあるが、どちらかと言うと新馬戦で見せた能力の方が本質だとすれば、本番の流れでの前進もあり得るし、やはり注目はしておきたい存在。



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