- 前半部分が速く、後半は掛かった展開。
- 高い持久力(&持続力)が問われた。
皐月賞結果
1 | ソールオリエンス | 2.00.6 | 35.5 | 15-15-15-17 |
2 | タスティエーラ | 2.00.8 | 36.6 | 05-06-06-04 |
3 | ファントムシーフ | 2.01.1 | 36.4 | 11-10-10-10 |
4 | メタルスピード | 2.01.1 | 36.7 | 09-09-08-08 |
5 | ショウナンバシット | 2.01.3 | 36.7 | 13-13-10-04 |
6 | シャザーン | 2.01.3 | 36.4 | 12-12-14-10 |
天候:晴 芝:重
上り4F:49.7 3F:37.2
前後半1000m:58.5-62.1
12.3-10.9-11.9-11.6-11.8-12.4-12.5-12.7-12.5-12.0
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、(馬場を考えれば特に)前半がある程度速くなって、尚且つなかなかスピードが落ちない展開。後半は大きくペースダウンしつつ→(前後が入れ替わって)最後は一応加速という形。
今回の特徴は、やはり前半部分の速さ。
元々速めの入り方をしていた中で、タッチウッドが(結果的に)圧を掛けたため、全体としてはハッキリとした前傾に。当然まずは高い持久力が必要とされた。
また上位に入った後続に関して言えば、平均的に脚を使っていた馬が多く、実質的な適性としては"持続力"というレースになった。
脚質的には、展開面での比重がこれだけハッキリと偏ってしまえば、さすがに前の馬には難しくなって、馬場の影響と合わせて、シンプルに外差しが優勢だったと言える。
この先に向けては、上位の地力を認めつつ、位置取り&コース取りの部分での巻き返しにも注目…といったところだが、とりあえず今回はインパクトを残した勝ち馬に尽きそう。
牡馬&牝馬ともに、ひとまず1本の軸ができたクラシックをじっくりと楽しみたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ソールオリエンス
馬場のいい所を選びつつ、前半はじっくりと進めて、勝負所もギリギリまで見極めるような競馬。そこから大外に持ち出しつつ→最後までしっかりと伸び切っての勝利。
まずは一言で強い競馬だった。
全体のラップが崩れている中で、他の上位は"続ける"or"耐える"形になっていたのに対して、この馬は(仕掛けのタイミングによる部分もあったが)最後の部分でちゃんとギアチェンジしている内容だったし、底辺の高さをハッキリと示した…というイメージ。
今回もコーナリングの問題は見られたので、それを考えると直長コースに替わっての前進もあり得るだろうし、当然ダービーでも大いに期待しておきたい。
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