- ミドルペースから、後半は長い脚を使う中で、もうひと脚使う展開。
- 一定の持久力&高い持続力(&多少の切れ)が問われた。
オークス結果
1 | リバティアイランド | 2.23.1 | 34.0 | 06-06-06-06 |
2 | ハーパー | 2.24.1 | 34.8 | 08-08-08-08 |
3 | ドゥーラ | 2.24.1 | 34.1 | 14-13-14-14 |
4 | ラヴェル | 2.24.2 | 35.9 | 03-03-03-03 |
5 | シンリョクカ | 2.24.4 | 35.1 | 08-08-08-08 |
6 | ヒップホップソウル | 2.24.4 | 34.8 | 10-10-10-10 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.1
前半1000m:60.0
12.3-10.5-12.3-12.6-12.3-12.0-12.0-12.0-12.0-12.0-11.6-11.5
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、スタート直後が少し速くなって、その後は一旦落ち着いた展開。そこから道中の早い段階でペースアップして、かなり締まった流れになりつつ→上がりでもう1段加速する形。
今回の特徴は、何と言っても勝ち馬が単独で作ったラスト1F(!)だが、まずはそこまでの過程を見ておくと、前半は総じて平均的。オークスの平均ならば…というところで、当然その水準は低くなく、一定の持久力は問われた。
後半に関しては、一直線のラップを刻む全く淀みのない展開になり、長い脚を使う中で→直線でもうひと脚…という形。適性的には高い持続力(&多少の切れ)が必要になった。
…と、ここまではミドルペースからの→ロングスパート戦ということで、最後は各馬脚を使い切って→(2着馬以降で考えれば)12秒台半ばのラップに落とすのが本来…だったはずだが、止まらないというだけでなく、加速した馬が1頭いた…。謎。
ラストで加速を示されるとなると、ロングスパートという解釈すら怪しくなってくるし、もう少し切れ要素の強い、全く別のレースを勝ち馬はしていた扱いになる。
別次元と言ってしまえばそれまでだし、そこで思考を止めてしまうのは良くないが、今回の場合はもう、素直に拍手を送りたくなる。ラスト1Fの"右肩上がり"が、この先どこにつながっていくのか? その未来を早く見たい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
リバティアイランド
馬場が速いとは言え、後半の締まった展開を追い掛けても全く脚が削られず、それはつまり中身の良さ(純粋な持久力、有酸素運動能力の高さ)。
他の馬が"頑張って"脚を動かしている水準でも、1頭だけ脚が温存されている…というのは、普通は新馬戦などに限定される話だし、それをクラシックでやってのけた。この馬の評価に関しては、それで十分…となる。
まだまだタイムも(当然)縮められる走りながら、個人的な指数でも古馬G1好走級の数字が出ているし、秋はどこへでも行って下さい…という感覚。大注目したい。
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