2023年6月18日日曜日

マーメイドステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 道中一定水準以上で流れつつ→上がりは長い脚を使う展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ゴールドエクリプス

過去のラップタイム

2022 12.3-10.9-12.5-12.0-11.7-12.0-11.8-11.6-11.7-11.8
2021 12.6-11.1-12.4-12.4-12.3-12.3-12.0-11.7-11.6-12.0
2020 12.4-11.2-12.7-12.5-12.0-12.1-11.7-11.4-12.2-12.9
2019 12.2-10.9-12.2-12.2-12.3-12.4-12.1-11.8-11.4-12.8
2018 12.7-10.5-12.1-12.3-12.0-12.7-11.8-11.5-11.6-11.9
2017 12.7-11.2-12.1-12.4-12.2-12.2-11.7-11.2-11.3-12.5
2016 12.0-10.7-12.2-12.6-12.1-12.1-11.9-11.6-11.6-12.5
2015 12.3-10.9-12.4-11.9-12.0-12.0-11.9-11.8-11.5-12.1
2014 12.2-11.1-12.6-12.3-12.1-12.2-12.1-11.5-11.3-12.0
2013 12.4-11.5-12.7-12.4-11.6-12.0-11.8-11.4-11.7-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.38-11.00-12.39-12.30-12.03-12.20-11.88-11.55-11.59-12.24
1.59.56



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで入り、道中は一旦は落ち着くもののある程度締まった展開になって、勝負所~直線に掛けて徐々に加速しつつ→最後だけ落ちる形。

近年の馬場の高速化によって、以前と比べれば道中の実質的な水準は下がっているのだが、それでもこのレースは、一貫した流れが基本。"緩む"という訳ではないため、やはりその追走には一定以上の厳しさがある。

また上がりに関しても、(道中との相対的な部分で)その水準が上がっているのだが、長い脚を使う…という部分は変わっておらず、適性的には結局、(以前の通り)持久力&持続力の戦いになっている。

脚質的には、どちらが優勢ということは言い切れないが、差し馬の場合、道中で脚を使う形からでも→最後まで伸び切れるような地の強いタイプでなければ上位浮上は難しい。切れるタイプ(の差し馬)が道中で脚を削られて直線不発⇒逃げ&先行馬が残る…という事態は考慮しておく必要がありそう。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎ゴールドエクリプス
前走は、ある程度好位から溜めを効かしつつ→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。落ち着いた展開ではあったが、パフォーマンス(指数)的にはなかなかの水準だった。
小倉での1勝クラス戦では、厳しい展開を(差し馬が迫る中で)早め先頭から→押し通して、一定の地力も示しているし、両レースの合わせ技で考えれば、十分上位に扱える。
格上挑戦というところで斤量は軽いし、ここは推し切ってみたい。

○ストーリア
前走・福島牝馬Sは、向こう正面で動きつつ→長い脚を使った格好。レース自体は後半11秒台のラップを4つ並べた展開だが、この馬自身は5つ並べている扱いだし、内容的に最後は鈍って当然。むしろ良く粘った…くらいの評価でもいいはず。
シンプルに、ここは巻き返してくる可能性に期待しておきたい。

▲ビッグリボン
前走・福島牝馬Sは、後半の持続勝負の中で、最後しっかりと詰める形での2着。前々走・関門橋Sの厳しい展開で示した地力と合わせて、ここでも上位に扱える。
重賞での好走で斤量を背負う立場になっていて、その点での厳しさはあるかも知れないが、食い込んでくる可能性は当然考えておきたい。

注ウインマイティー
昨年はここで勝利。その時は全体としてはやや後傾の展開だったが、好位からしっかりと持続力を発揮した格好。その後は有馬記念のような格の高いところでも爪痕を残している訳だし、地力&適性ともにやはり上位に扱える。
今回は斤量が加算されているが、好走してくる可能性は当然考えておきたい存在。

△サンカルパ
前々走は、フラットに近い展開の中で、途中から(抑え切れず?)ハナに立つ競馬をしつつ→しっかりと粘り込んだ格好。結果としては4着だったが、差し馬が浮上した中で、一定の地力は認められる。
軽斤量を活かしての→パフォーマンス的な前進があれば、面白い存在にはなりそう。

△ホウオウエミーズ
前々走・小倉大賞典は、締まった展開の中で、自身は道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての5着。その時の内容であれば、ここでも上位に扱える。
展開次第という部分はどうしてもあるタイプだが、先行馬は揃っている印象だし、浮上してくる可能性は考えておきたい。



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