2023年8月13日日曜日

関屋記念展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半はミドルペースだが、道中高い水準から→しっかり加速する展開。
  • 一定の持久力は必要。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎ラインベック

過去のラップタイム

2022 12.7-11.4-12.1-12.2-11.9-10.8-10.6-11.6
2021 12.7-11.0-11.3-11.6-11.5-11.4-11.2-12.0
2020 12.2-10.9-11.5-11.7-11.5-11.3-11.6-12.4
2019 12.6-10.9-11.2-11.8-11.5-11.8-10.8-11.5
2018 12.4-10.6-11.2-11.5-11.5-11.2-11.0-12.2
2017 12.4-11.1-11.7-11.4-11.3-11.1-11.0-12.2
2016 12.5-11.1-10.8-11.3-11.4-11.9-10.8-12.0
2015 13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4
2014 12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1
2013 12.3-10.7-11.5-11.7-11.7-11.8-10.8-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.56-11.01-11.44-11.63-11.53-11.40-10.93-11.94
1.32.44



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は緩むという程ではないものの形としては一旦落ち着く展開となり、直線でしっかり加速して上がりはある程度速くなる。

ここでは、舞台のイメージ通りにやはり切れがあって、上がりの性能そのものが高い…ということがまずは重要で、展開頼りではなく、自ら押し進んで行けるようなタイプが中心になることは間違いない。

ただし、道中の水準自体はイメージ以上に高くなっていて、単純に上がりのみに注目するというよりかは、追走部分で(脚を使わされないで)楽に進められるだけの持久力を備えている…という点も重視しておきたい。

※近年は以前より道中が締まって→加速があまり入らない展開が増えつつある。持続的な要素も併せて備えていれば安心…といったところ。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること



予想


◎ラインベック
前走・米子Sは、厳しい展開の中で、ある程度流れに乗りつつ→最後まで粘り強く脚を伸ばしての2着。負けはしたものの、内容的には十分に評価できるものだった。
この馬に関しては、個人的にもっと早い段階でマイルに集中して欲しかった気持ちもあるが、ここは持ち前のフットワークを活かしやすい舞台だし、数年越しの期待を込めつつ、推し切っておきたい。

○ディヴィーナ
前走・中京記念は、締まった展開の中で、自身も道中でかなり脚を使いつつ→浮上しての2着。前々走ヴィクトリアマイルでは、道中溜めが入る展開で浮上していて、それぞれ異なる条件でしっかり好走できている点からも、今の充実振りがうかがえる。
本命は相手に譲ったが、当然ここで前進を示す可能性は考えておきたい。

▲アナザーリリック
(昨年の)福島牝馬Sは、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての勝利。マイル換算して考えれば、その内容はここでもトップクラスの扱いができる。
ここ2走に関しては、着こそあと1つだが、自身としてはしっかりと上がりをまとめられているし、新潟の長い直線で巻き返す可能性は十分にありそう。注目しておきたい。

注ロータスランド
一昨年はここで勝利。道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた内容で、その時のパフォーマンスで考えれば、当然の上位扱いになる。
この1年で馬券に絡んだのは1回だけだが、G1でも一定以上のレベルにあることは示しているし、やはり好走の可能性は考えておきたい存在。

△セルバーグ
前走・中京記念は、逃げて締まった展開を演出しつつ→しっかりと押し通しての勝利。そこで示した地力で考えれば、ここでも上位に扱える。
今回は斤量が増えるし、当然その厳しさはあるだろうが、馬格の割りに"長さ"を感じさせるタイプ。この手の舞台で伸び伸びと走れた場合に、再現…となる可能性は考えたい。



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