まとめ
- 前半速く、道中も淀みない流れから→仕掛けの早い展開。
- 高い持続力&持久力が問われる。
秋華賞過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2022(スタニングローズ:1.58.6) 阪神開催
12.2-11.2-12.3-12.3-11.7-12.3-11.8-11.5-11.5-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.8
前後半:59.7-58.9
勝ち馬コーナー通過:03-05-05-04
勝ち馬上り3F:34.3
2021(アカイトリノムスメ:2.01.2) 阪神開催
12.8-11.6-12.2-12.3-12.3-12.0-11.5-11.3-12.3-12.9
天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:36.5
前後半:61.2-60.0
勝ち馬コーナー通過:06-05-05-04
勝ち馬上り3F:35.9
2020(デアリングタクト:2.00.6)
12.3-10.8-11.8-12.2-12.3-12.7-12.1-12.4-11.9-12.1
天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.5 3F:36.4
前後半:59.4-61.2
勝ち馬コーナー通過:13-13-08-05
勝ち馬上り3F:35.8
2019(クロノジェネシス:1.59.9)
12.3-10.7-11.6-11.8-11.9-12.7-12.5-12.0-12.3-12.1
天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.9 3F:36.4
前後半:58.3-61.6
勝ち馬コーナー通過:06-07-05-05
勝ち馬上り3F:36.1
2018(アーモンドアイ:1.58.5)
12.1-10.9-12.7-12.1-11.8-11.9-11.8-11.5-11.8-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.2
前後半:59.6-58.9
勝ち馬コーナー通過:11-11-11-12
勝ち馬上り3F:33.6
2017(ディアドラ:2.00.2)
12.2-11.0-12.4-11.9-11.6-12.0-12.1-12.5-12.1-12.4
天候:雨 芝:重
上り4F:49.1 3F:37.0
前後半:59.1-61.1
勝ち馬コーナー通過:14-15-13-09
勝ち馬上り3F:35.7
2016(ヴィブロス:1.58.6)
12.4-10.5-12.9-12.2-11.9-12.6-11.7-11.4-11.3-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.4
前後半:59.9-58.7
勝ち馬コーナー通過:09-09-08-08
勝ち馬上り3F:33.4
2015(ミッキークイーン:1.56.9)
12.0-10.5-11.3-11.6-12.0-12.3-11.9-11.8-11.6-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.3
前後半:57.4-59.5
勝ち馬コーナー通過:08-08-08-06
勝ち馬上り3F:34.6
2014(ショウナンパンドラ:1.57.0)
12.0-10.7-11.8-11.8-11.7-12.2-11.5-11.7-11.8-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.3
前後半:58.0-59.0
勝ち馬コーナー通過:09-09-09-05
勝ち馬上り3F:34.3
2013(メイショウマンボ:1.58.6)
12.1-10.4-11.9-12.2-12.3-12.3-11.9-11.8-11.8-11.9
天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.5
前後半:58.9-59.7
勝ち馬コーナー通過:11-11-08-08
勝ち馬上り3F:34.2
過去10年の平均ラップタイム(2021、2022年は除く)
12.18-10.69-12.05-11.98-11.94-12.34-11.94-11.89-11.83-11.98
1.58.79
ラップ傾向
(過去記事の転載)ラップタイムを見れば、前半速く、道中も(上り坂に当たる区間以外は)それ程緩まずに淀みなく流れ、早めの仕掛けから、ある程度のスピードを維持したままゴールを迎える形。
このレース(コース)の特徴は、何と言っても持続力が問われるということで、前半のペース次第で上がりの絶対的な速さは変わってくるものの、適性面では(瞬間的に)"切れる"ことよりも"止まらない"ことの方が重要になる。
脚質的には、基本締まった展開になり、前半~道中の速さ次第では追い込みまで決まるレースではあるが、ペースに左右されやすい後方を定位置とする馬よりも中団辺りから進められる馬の方が結局信頼度は高い。
基本的なところは上記したくらいだが、道中に関して少しだけ追記しておくと、このレースでは道中であまり息を抜けないため、高い持久力(心肺機能)を持っている馬が当然有利になるのだが、だからと言って単純にそれさえあれば良いという訳ではない。
つまり12秒前後を刻み続ける(絶対的な)スピードそのものに対応できるか?…という部分が問題で、純粋な持久力だけで勝負するようなステイヤー寄りのタイプでは、筋肉への負荷に耐えられない(→脚が上がる)可能性がある。
したがってここでは、筋力などの中距離的な(ひょっとしたらマイラーに近い)資質がどうしても必要で、その点の裏付けだけは取っておきたい。
好走の条件
・相当な持続力が必要
・持久力があること
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