まとめ
- 前半である程度引っ張られつつ、後半は長い脚を使う展開になる。
- 高い持続力&一定の持久力が問われる。
マイルCS過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2022(セリフォス:1.32.5) 阪神開催
12.2-11.2-11.7-11.5-11.9-11.6-10.8-11.6
天候:曇 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.0
前半4F:46.6
勝ち馬コーナー通過:14-13
勝ち馬上り3F:33.0
2021(グランアレグリア:1.32.6) 阪神開催
12.5-11.2-11.9-12.0-11.7-11.1-10.7-11.5
天候:曇 芝:良
上り4F:45.0 3F:33.3
前半4F:47.6
勝ち馬コーナー通過:12-08
勝ち馬上り3F:32.7
2020(グランアレグリア:1.32.0) 阪神開催
12.5-11.0-11.4-12.0-11.6-11.0-10.8-11.7
天候:曇 芝:良
上り4F:45.1 3F:33.5
前半4F:46.9
勝ち馬コーナー通過:05-05
勝ち馬上り3F:33.2
2019(インディチャンプ:1.33.0)
12.5-11.2-11.6-11.9-11.6-11.5-11.0-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.2
前半4F:47.2
勝ち馬コーナー通過:04-05
勝ち馬上り3F:33.9
2018(ステルヴィオ:1.33.3)
12.4-11.1-11.5-12.1-11.7-11.6-11.2-11.7
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.5
前半4F:47.1
勝ち馬コーナー通過:04-05
勝ち馬上り3F:34.1
2017(ペルシアンナイト:1.33.8)
12.2-10.8-11.6-12.1-11.9-11.5-11.6-12.1
天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.1 3F:35.2
前半4F:46.7
勝ち馬コーナー通過:15-13
勝ち馬上り3F:33.9
2016(ミッキーアイル:1.33.1)
12.3-10.9-11.2-11.7-11.4-11.7-11.6-12.3
天候:曇 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.6
前半4F:46.1
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:35.6
2015(モーリス:1.32.8)
12.6-10.9-11.1-12.5-11.9-11.1-11.5-11.2
天候:曇 芝:良
上り4F:45.7 3F:33.8
前半4F:47.1
勝ち馬コーナー通過:09-08
勝ち馬上り3F:33.1
2014(ダノンシャーク:1.31.5)
12.0-10.4-11.3-11.6-11.4-11.5-11.3-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.8
前半4F:45.3
勝ち馬コーナー通過:11-10
勝ち馬上り3F:34.1
2013(トーセンラー:1.32.4)
12.5-11.1-11.5-11.7-11.5-11.2-11.4-11.5
天候:晴 芝:良
上り4F:45.6 3F:34.1
前半4F:46.8
勝ち馬コーナー通過:15-14
勝ち馬上り3F:33.3
過去10年の平均ラップタイム(2020~2022年は除く)
12.36-10.91-11.40-11.94-11.63-11.44-11.37-11.79
1.32.84
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)ラップタイムを見れば、前半はミドルペース~やや速い流れで、その後は上り坂で少しだけ落ち着きつつも→早めのペースアップをして、上がりは最後だけ少し落ちる形。
ここでは前半である程度は引っ張られるので、G1らしく一定の持久力は必要になるが、それ以上に特徴的なのは、3コーナーの下り坂によって、なし崩し的に脚を使いつつ→勝負所を迎える…という部分。
ラスト4Fの区間が、おおよそ11秒台半ばの一貫した速いペースで流れることで、スピード持続力の高さが問われることになる。
したがって同じマイルG1でも、(ハイペースからの→緩急で)一瞬の加速という要素が必要な安田記念とは、適性的には一線を画しているところがあり、地力で抜けた馬はともかく、そこで好走しただけ…という馬の扱いには注意が必要になる。
脚質的には、この長い脚を使う展開を全て受けて立つのには難しさがあるため、少しでも受け流せるポジションの方がいいが、後方の馬でも3~4コーナーの速い流れの中で前を追い掛けなければならず、浮上するのは簡単ではない。その点でイメージ的には、ある程度流れに乗りつつ→末脚も伸ばせる、好位差しくらいの馬が優勢になりそう。
好走の条件
・スピード持続力が必要
・一定の持久力は問われる
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