- 前半ミドルペースで、一定水準以上の道中から→後半は長い脚を使う展開。
- 持久力&持続力が問われた。
有馬記念結果
1 | ドウデュース | 2.30.9 | 34.3 | 13-13-08-03 |
2 | スターズオンアース | 2.31.0 | 34.8 | 02-02-02-02 |
3 | タイトルホルダー | 2.31.2 | 36.2 | 01-01-01-01 |
4 | ジャスティンパレス | 2.31.2 | 34.4 | 16-16-12-09 |
5 | シャフリヤール | 2.31.2 | 34.8 | 04-04-05-06 |
天候:晴 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.9
7.0-11.3-11.9-12.0-12.0-12.2-12.5-11.9-12.2-12.0-12.0-11.7-12.2
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れから、道中は緩まずに高い水準を保つ展開。そこから後半も一定以上のスピードを維持する形。
もちろんこれは、途中タイトルホルダーが飛ばして作ったラップで、そこから離れた後続の馬は少し溜めを入れた扱いにはなるが、それらも淀みのない流れの中で追い上げつつ→長い脚を使う必要があった。やはり持久力&持続力がしっかりと問われたはず。
脚質的には、後方の馬&好位の馬という決着になっているが、そのどちらも楽ができた訳ではない。地力が反映されて、(格の高い)G1馬たちがシンプルに強かった…という雰囲気ではある。
今回は、終わってみればジャパンCの3~5着馬が1~3着。となると(JC)2着馬は…ということになるし(それを突き放した1着馬はいったい何だったのか…)、この先は当然その組が中心になってきそう。とりあえずはそれらの再戦を楽しみに待ちたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ドウデュース
前半は後方からじっくり進めた格好だが、後半は早めの動き出しから→コーナーでしっかりと捲って、直線も落とさずにキープしての差し切り。改めて力を示した。
元々ハーツクライ産駒としてはある程度脚を回転させるタイプではあるが、長い脚を使う中での(高速の)コーナリングがとにかくハマっていたし、その点に関しては、個人的に全くの見当違いをしていた。しっかりイメージを更新しておきたい。
(この走りからは、イクイノックスとの宝塚記念での対戦が見たかった…)
この先は、ここにはいなかった明け4歳馬に対して…ということになるだろうし、完全復調して序列がどう変わってくるのか? 大いに注目したいところ。
スターズオンアース
道中はじっくりと進めた扱いだが、大外枠発走から→好位インを取り切って、スタート直後は脚を使った格好だし、それでいて直線も際どい競り合いを演じるところまで行った。やはりその地力は認めておきたいところ。
とにかく舞台&条件に依らず、崩れるということを知らない存在で、この手のタイプが改めてどこで輝くのか? 期待をしつつ、じっくりと見極めたい。
タイトルホルダー
前半で極端に無理をしなかったことは大きいだろうが、レースを通して一定に近いラップを刻み続けて→しっかりと粘り込んでの3着。改めて高い持久力&持続力を示した。
個人的にこの馬には、結構喧嘩を売る形になってしまったが(特に凱旋門賞以降)、(今思えば)この秋はやはり強いタイトルホルダーだった。同馬には謝っておきたいし、とりあえずは、おつかれさまと言いたい。
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