2024年1月28日日曜日

シルクロードステークス展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半は極端に速くはならないが、かなり"締まった"展開になる。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ルガル

過去のラップタイム

2023 11.9-10.8-11.1-11.1-10.8-11.6 33.8-33.5 中京開催
2022 12.2-10.5-10.9-11.5-11.2-11.8 33.6-34.5 中京開催
2021 12.1-10.4-11.2-11.3-11.6-11.7 33.7-34.6 中京開催
2020 12.2-10.8-10.9-11.1-11.5-12.5 33.9-35.1
2019 11.9-10.3-11.1-11.4-11.7-11.9 33.3-35.0
2018 12.2-10.9-10.9-11.1-11.5-11.7 34.0-34.3
2017 11.9-10.9-11.1-11.3-11.1-11.5 33.9-33.9
2016 12.0-10.9-10.8-11.1-11.4-11.7 33.7-34.2
2015 11.9-10.9-11.1-11.2-11.1-11.7 33.9-34.0
2014 12.2-11.0-10.9-10.8-11.0-11.5 34.1-33.3

過去10年の平均ラップタイム(2021~2023年は除く)
12.04-10.81-10.97-11.14-11.33-11.79
1.08.09 33.83-34.26



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半は極端には速くならないものの、道中のスピードがなかなか落ちずに高い水準を保ちつつ、そのまま勝負所に突入→最後は少し落ちる形。

ここではスタート直後がそれほど速くならず、前後半3Fで言えば(やや前傾の)イーブンに近い流れになる。しかし3コーナーの下り坂の影響を受けてペースの落ち着く場面がないため、一定以上のスピードに"居続ける"ための持続力が、強く問われることになる。

脚質的には、先行&差しだけではなく、(この時期の馬場なので)前半を完全に受け流して→決め手に掛ける馬まで十分届く可能性もあるが、優先順位としてはそれを考える前に、京都向きの持続力という、適性面の裏付けをまずは取っておきたい。


好走する条件
・スピード持続力があること



予想


◎ルガル
同舞台の前走・京阪杯は、締まった展開の中で、自身もまずまずの水準から→上がりをしっかりとまとめた格好。最後は勝ち馬の決め手に屈した格好だが、そのパフォーマンスは高く、ここでも普通に上位に扱える。
今回は斤量を背負う立場にはなったが、馬体がしっかりしているタイプだし、克服してくる可能性は十分にあって良さそう。期待しておきたい。

○アグリ
G1を除けば、常にしっかりと浮上はしている馬。実力は当然上位。
阪急杯と⇔その後のパフォーマンスの比較からは、6Fのスピード水準はピッタリとは言えない部分がありそうだが、ここは前半を受け流しつつ→決め手という脚の使い方でも、十分に間に合う可能性があるレース。やはり確実に浮上はしてきそうなイメージにはなる。

▲トゥラヴェスーラ
G1での複数の好走歴があり、言うまでもなく実力は上位という存在。
前走・京阪杯でも、結果は4着までだったが、最後までしっかりと脚を伸ばして詰めていたし、明けて9歳ではあるが高い水準をキープしていそう。
馬群が大きく横に広がる中で、捌き次第ではあるが、可能性としては頭まで。

注バースクライ
3連勝で一気にOP入り。内容的にも前走・南総Sは、ある程度引っ張られる中で、自身はイーブンに近い内容でまとめて、パフォーマンスも上々。ここでも戦えて良さそう。
脚の使い方的にも、今の京都にハマる可能性はありそうだし、これも捌き次第ではもっと上の結果になってもおかしくはない。注目しておきたい。

△ショウナンハクラク
着のバラつきは大きくなっているが、常に上がりをしっかりとまとめられていて、醍醐Sのように、ペースが上がると→ピッタリはまる…という雰囲気があるタイプ。
ここは必ずしもそのような展開が期待できる舞台ではないが、今の馬場で実質的に厳しくなっても不思議ではないし、出番がまわってくる可能性は考えておきたい。



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