2024年2月11日日曜日

京都記念展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 少し落ち着いた流れから、上がりは長い脚を使う展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎ルージュエヴァイユ

過去のラップタイム

2023 12.5-10.9-11.2-12.3-12.6-12.4-12.3-12.2-11.6-11.3-11.6 阪神
2022 12.7-11.3-12.0-12.9-12.8-12.7-11.6-11.4-11.4-11.0-12.1 阪神
2021 12.3-10.8-11.8-12.3-12.1-11.9-12.0-12.2-11.3-11.5-12.2 阪神
2020 13.0-11.4-12.4-12.3-12.0-12.6-13.1-12.7-12.4-12.2-12.3
2019 12.9-11.2-13.1-13.1-13.0-12.2-12.2-12.0-11.9-11.1-12.1
2018 12.5-11.5-13.3-13.0-12.7-12.6-12.2-12.2-12.2-11.8-12.3
2017 13.0-11.5-11.9-11.8-12.0-12.6-12.9-12.4-12.3-11.9-11.8
2016 13.0-12.0-13.0-13.0-12.6-12.7-12.4-12.3-12.1-12.1-12.5
2015 12.8-11.4-12.6-12.3-12.1-12.2-12.4-11.7-11.4-11.0-11.6
2014 13.3-11.8-13.2-12.9-12.5-12.9-13.0-12.2-11.5-11.0-11.7

過去10年の平均ラップタイム(2021~2023年は除く)
12.93-11.54-12.79-12.63-12.41-12.54-12.60-12.21-11.97-11.59-12.04
2.15.26



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや遅いくらいの流れで、道中は基本的には一旦落ち着く展開となり、その後ラスト4Fから徐々に&しっかり加速していき→最後だけ少し落ちる形。

このレースは、形としては緩い流れからの上がり勝負だが、その上がりでは4Fの(もしくはそれ以上の)長い脚が必要になる。当然、勝負所までの道中でいかに脚を使わずに進められるか?が重要で、結果的には、持久力の高い馬が自然と上位に浮上してくる。

したがってここでは、持久力という長距離的な要素と、決め手(切れ)や持続力といった中距離的な要素を併せ持っていることが重要で、どちらか一方だけでは厳しく、さすがにG2らしく、しっかりと格が問われるレースになっている。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・末脚の持続力があること



予想


◎ルージュエヴァイユ
エリザベス女王杯は、前半はじっくり進めた格好だが、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。そのパフォーマンスはここでも普通に上位に扱える。
その時も相対的には馬場の悪いところを通っていて、地脚の強さも備えていそうだし、今の状況に対しても十分ハマっても良さそう。
極端に体力勝負の方に寄るとどうか?というのは一応あるが、ここは素直に推しておく。

○プラダリア
京都大賞典は、道中締まった展開の中で、自身も高い水準のラップを踏みつつ→しっかりと押し通しての勝利。改めて地力を示した。
フットワークというよりも、脚をしっかり動かすタイプなので、荒れた馬場への対応も問題ないだろうし、可能性としてはやはり頭まで考えておきたい。

▲ブレイヴロッカー
同舞台・清滝特別は、前半は落ち着いた入り方をしたが、道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。相手も止まらず結果は3着までだったが、パフォーマンスは十分に高く、ここでも上位に扱える。
その後の2戦で一気にOP入りして勢いもあるし、ここは注目してみたい。

注ベラジオオペラ
前走・チャレンジCは、道中以降が一貫した流れになった中で、自身も後半部分で長い脚を使った格好での勝利。持続力を示した。
前走&スプリングSの内容や、走法などからは、内回り型の方が合うイメージもあるが、ダービー4着という経歴の持ち主でもある。こなす可能性はやはり考えておきたい。

△シュヴァリエローズ
着としてはあと1つという結果になっていることが多いが、自身の内容としては、道中~上がりという脚の使い方で、常にしっかりとまとめられている馬。
この手のタイプが1つ距離延長してきた…という点で、適性的にピッタリとハマってもおかしくはないし、食い込んでくる可能性は考えておきたい。

△マテンロウレオ
中山金杯は、ミドルペースから→後半が落ちない展開の中で、控える競馬から→外を大きく回した格好。結果はあと1つ浮上しきれなかったが、仕方のない部分はあった。
タイプ的には、末を伸ばすというよりも、立ち回るというイメージなので、適性はベストではないだろうが、地力は当然上位の馬。好走してくる可能性は考えておきたい。



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