2024年3月16日土曜日

フラワーカップ展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 道中まずまず高い水準から→上がりはしっかり加速する展開。
  • 持久力が問われる。(→それを前提に、切れ&持続力)
  • 予想◎カニキュル

過去のラップタイム

2023 12.8-11.9-12.9-12.6-12.4-12.9-12.7-12.4-12.6
2022 12.8-11.9-12.2-12.2-12.2-11.8-12.0-11.4-12.0
2021 12.6-12.2-12.6-12.3-12.1-11.6-11.8-11.8-12.2
2020 12.6-11.5-11.7-11.8-11.6-12.1-12.5-11.8-12.6
2019 12.7-11.9-12.0-12.1-11.8-12.0-11.8-11.2-11.9
2018 12.6-11.8-12.4-12.6-12.1-12.2-11.8-11.5-12.2
2017 12.6-11.9-12.0-12.3-12.3-12.3-12.4-11.2-11.7
2016 12.7-11.9-12.2-12.5-12.2-12.2-11.9-11.3-12.4
2015 12.6-11.6-12.3-12.9-12.3-12.3-12.0-11.4-12.0
2014 13.0-11.8-12.3-12.5-12.5-12.2-12.5-11.9-12.6

過去10年の平均ラップタイム
12.70-11.84-12.26-12.38-12.15-12.16-12.14-11.59-12.22
1.49.44



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりと流れて、道中はこの時期の牝馬戦としてはまずまず高い水準で進み、勝負所はしっかり加速して→ラスト1Fだけ少し落ちる形。

基本的には後半型のレースで、当然"切れ"という部分も問われるのだが、上がりタイム自体はそこまで速くなる訳ではなく、むしろ余力勝負という方向に近い。したがってここでは、まずは単純に底辺(純粋な持久力)の高さを重視したい。

その点をクリア出来ることを前提として、やはりこの舞台なので、勝負所である程度動けて、尚且つラストもあまり止まらない…という部分で、切れと持続力をバランス良く備えている馬を中心に考えたい。


好走する条件
・一定の持久力があること
・(↑を前提に)切れ&持続力があること



予想


◎カニキュル
前走は、前半は受け流した格好だが、展開に引っ張られて、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての完勝。そこで示したパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位扱いとなる。
中山では初戦で負けているが、相手も重賞でちゃんと走れている馬だし、こちらの方が終始外を回す内容だった。ここで前進する可能性は考えておきたい。

○カンティアーモ
新馬戦は、「初戦としては」ということわりを入れなくても、前半~道中を高い水準で進めて、直線も後続に交わされそうなところから→もうひと伸びを見せての勝利。そこで示したパフォーマンスは高く、ここでも普通に上位に扱える。
走りからも再び距離が延びて良さそうな雰囲気の馬だし、しっかりと注目しておきたい。

▲ミアネーロ
新馬戦は、前半は歩いたような格好だが、道中を初戦としては高い水準で進めつつ→直線も(危うさはあったものの)しっかりと伸び切っての勝利。実力はやはり上位。
前走に関しては、直線でハッキリとスムーズさを欠いたので度外視でいいだろうし、ここで巻き返してくる可能性は当然考えておきたい。

注エルフストラック
同舞台の前走・デイジー賞は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめた格好。負けはしたものの、一定の持久力&持続力を示した。
後半でもう1段上げられるか?というのはあるため、勝ち切れるか?は微妙だが、ある程度積極的に進めつつ→粘り込む可能性は考えておきたい。



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