- 前半まずまずの流れから、一旦落ち着きつつ→上がりが速くなった展開。
- 持久力&切れ&一定の持続力が問われた。(総合力勝負)
桜花賞結果
1 | ステレンボッシュ | 1.32.2 | 33.4 | 11-08 |
2 | アスコリピチェーノ | 1.32.3 | 33.5 | 08-08 |
3 | ライトバック | 1.32.3 | 32.8 | 17-18 |
4 | スウィープフィート | 1.32.4 | 33.0 | 18-17 |
5 | エトヴプレ | 1.32.5 | 34.2 | 02-02 |
6 | ワイドラトゥール | 1.32.5 | 33.5 | 13-12 |
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.1
前半4F:46.3
12.5-10.8-11.2-11.8-11.8-11.4-11.2-11.5
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半まずまずの入り方から、道中は緩むというほどではないものの一旦は落ち着いた展開。そこから上がりは徐々に&しっかりと加速しつつ→最後までほとんど落ちない形。
今回は、スタート後(二の脚の部分)と上がりが速くなった格好で、このコースらしくペースにアップダウンがついた展開。当然まずは持久力&切れが問われた。
それに加えて、1F目以外は11秒台以内のラップが並んでいるように、絶対的に速いスピード領域に"居続ける"必要があった…というところで、一定の持続力も備えていなければならず、結局は一言で、総合力勝負だった。
脚質的には、スタートである程度引っ張られての→緩急というところで、流れに乗った馬は少し残りづらく、基本は前半部分で(相対的に)脚を使っていない差し馬が→しっかりとした決め手を発揮して上位に入った。
この先に向けては、人気2頭の決着となっているように、しっかりと実力が反映された雰囲気だし、上位の力をまずは認めて、それらの活躍に期待したいところ。
あとは、好位から残った馬などの(同距離or距離短縮での)巻き返しにも注目はしたい。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
ステレンボッシュ
4コーナーでの(遠心力)相撲を制した…というところが直接的な勝因になっているが、そもそも前半部分での進路選択において、相手よりも1つ内側を通っていたことが大きく、まずは鞍上の判断が光っていた。
もちろん馬自身も、阪神JFから馬体を減らしていた中で、パフォーマンスはしっかりと上げており、改めてその実力の高さを証明した格好。
オークスに向けては、イメージ的にこの馬の場合は距離延長も問題なさそうだし、2冠の可能性も含めて当然しっかりと注目しておきたい。
アスコリピチェーノ
前述の進路選択において、スタート直後から鞍上の目線は外寄りに向いていた雰囲気だったし、その点では相手に上手く乗られた…と言っておくしかない。
それでも4コーナーで外に弾かれて→立て直す必要があった中で、直線はしっかりと脚を使って詰めてきたし、馬自身は改めて力を示した。
次戦はNHKマイルCとのこと。ダイワメジャー産駒という点で、坂上の惰性勝負は得意だろうし、前進を見せる可能性は十分にありそう。引き続き注目しておきたい。
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