2024年5月25日土曜日

葵ステークス展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半である程度脚を使いつつ→上がりもあまり落ちない展開。
  • 一定の持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ナムラアトム

過去のラップタイム

2023 12.4-10.8-10.7-10.8-10.9-11.5 33.9-33.2
2022 11.8-10.2-11.2-11.5-11.6-11.9 33.2-35.0 中京開催
2021 11.9-10.3-11.0-11.6-11.2-12.1 33.2-34.9 中京開催
2020 12.1-10.6-10.8-11.2-11.2-12.2 33.5-34.6
2019 12.4-10.7-10.9-11.2-11.2-11.6 34.0-34.0
2018 12.1-10.8-11.0-11.0-11.2-11.9 33.9-34.1

~OP時代~
2017 12.6-11.0-11.3-11.6-11.5-12.5 34.9-35.6
2016 12.4-11.0-10.9-11.1-10.9-11.6 34.3-33.6
2015 12.3-10.5-11.2-11.4-11.2-11.4 34.0-34.0
2014 12.1-10.4-10.9-11.1-11.1-11.9 33.4-34.1

過去10年の平均ラップタイム(2021、2022年は除く)
12.30-10.73-10.96-11.18-11.15-11.83
1.08.14 33.99-34.15



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半まずまずの流れから、勝負所は耐える、もしくは少しだけ加速を示しつつ→最後だけ落ちる形。

ここでは、前半3Fで言えば34秒近くのタイムで入っているのだが、2F目でペースがしっかりと上がっていて、脚は使っている格好。全体としても、このコースとしては前傾と言っていい展開になっていて、当然一定の持久力は問われる。

また後半は、ラスト1Fは落ちるものの上がりのタイム自体は速く、最後までスピードを落とさない持続力を備えていることが重要になる。その点が、1400~1600mをこなせるタイプの好走につながっているのかも知れない。

結局ここは、「厳しい流れに耐えつつ→上がりをしっかりとまとめる」ことが必要なハイレベルなレース。地力をしっかりと問いたいところ。


好走の条件
・一定の持久力&持続力があること



予想


格の高いところで結果を残している馬もいるが、とりあえずは前に行きそうな馬が多い…という印象。少しだけ喧嘩を売りつつ、平均的に脚を使えそうなタイプを選んでみる。

◎ナムラアトム
6Fの未勝利戦では、展開に引っ張られつつ、前後半をイーブンに近い内容でまとめての勝利。自身が踏んだ水準も高くなっているし、その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
ファルコンSの前傾の7F戦でも崩れなかったし、馬体もしっかりしている印象で、最内枠からロスなく→上手く持ち出せれば、勝ち切る可能性は十分にありそう。期待したい。

○アウェイキング
前走・ゆきつばき賞は、ハイペースの展開の中で、自身は前後半をほぼイーブンでまとめての勝利。完成度としてはまだまだという印象ではあったが、後半はパワフルな脚を使っていたし、力を感じさせた。
数字的にはこのメンバーでも十分できていいし、可能性としては一発も考えてみたい。

▲ペアポルックス
2走前・かささぎ賞は、ハイペースに引っ張られて、自身も前半から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。走りのイメージとしてはまだ余裕もありそうだったし、シンプルに高いパフォーマンスだった。
馬場差を考慮すると上がりが安定しているタイプ。少しでも控える選択になれば。

注エトヴプレ
フィリーズレビューは、ジワっとハナに立つ形から締まった展開を演出しつつ→直線もしっかりと押し通しての勝利。地力を示した。
桜花賞での、ある程度溜めを効かした競馬からは、6Fに戻って得をするのか?微妙なところはあるが、実力的にやはり格好はつけてきそう。当然注目はしたい。

△オーキッドロマンス
前走・ファルコンSは、逃げて前半からある程度脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。際どく差されはしたものの、実力は十分に示した。
少し控えた競馬をしたカンナSの内容からは、(勝ちはしたが)溜めて得をするイメージではないので、展開的なリスクはありそうだが、好走の可能性は当然考えておきたい。



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