2024年5月11日土曜日

京王杯スプリングカップ展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 一貫した流れの中で、多少の緩急がつく展開になる。
  • 一定の持続力&勝負所での切れが問われる。
  • 予想◎レッドモンレーヴ

過去のラップタイム

2023 12.4-11.0-11.5-11.7-11.3-11.0-11.4 34.9-33.7
2022 12.3-10.9-11.2-11.4-10.9-11.3-12.2 34.4-34.4
2021 12.1-10.9-11.3-11.2-11.0-11.5-11.8 34.3-34.3
2020 12.4-11.5-11.3-11.5-10.9-10.9-11.3 35.2-33.1
2019 12.3-10.9-11.0-11.3-11.0-11.1-11.8 34.2-33.9
2018 12.3-10.9-11.0-11.2-11.2-11.2-11.7 34.2-34.1
2017 12.8-11.3-12.3-12.6-11.6-11.1-11.5 36.4-34.2
2016 12.4-11.1-11.1-11.5-10.9-11.2-11.4 34.6-33.5
2015 12.9-11.5-11.6-11.9-11.3-10.8-11.6 36.0-33.3
2014 12.6-10.5-10.6-11.0-11.3-11.4-12.3 33.7-35.0

過去10年の平均ラップタイム
12.45-11.05-11.29-11.53-11.14-11.15-11.70
1.20.31 34.79-33.99



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、1400mらしく一貫した流れにはなっているが、コーナー部分で少しだけ落ち着く格好から→ラスト3Fである程度の加速が入り、最後だけ落ちる…という形になっている。

この舞台では道中で多少は息が入れられるため、スタートからスピードで押し通すようなタイプよりも、一旦溜める形から→しっかりと切れを発揮出来るタイプの方が合っている印象。

したがって、まずは勝負所で変化をつけられるスピードタイプを中心としつつ、展開次第では(スピードへの対応力を示している必要はあるが)切れと持続力をバランス良く備えたマイラーが、1つ上のギアでまとめて差し切る可能性もある…ということを考慮しておきたいところ。


好走する条件
・一定の持続力&勝負所での切れがあること



予想


◎レッドモンレーヴ
昨年はここで勝利。その時は後傾の展開の中で、1枚上の決め手を発揮してまとめて交わした格好。実力は当然上位の扱いになる。
マイルではラスト100~200mがどうしても伸び切れず、個人的には(トップレベルにおいては)1400mの馬という印象。"変化"に対しての強さも見せていて、ここはベストの舞台だと思えるし、一気に巻き返す可能性は十分。期待しておきたい。

○トウシンマカオ
元々この舞台での勝利&重賞好走もある、決め脚が使えるスプリンター。
マイルでの溜め→切れという内容からスタートした馬で、変化に対する適性も見せているし、尚且つ6Fのスピードにも対応していて、ここにはやはりハマって良さそう。
相手に期待…という意味で2番手にはしたが、可能性は当然考えておきたい。

▲ダディーズビビッド
昨年ここでは3着。どちらかと言うと一貫した方向性ではあるものの、好走しているレースでは(自身が)後傾の内容を示す…というのが基本になっていて、ここも適性の範囲内ということにはなりそう。
前走もまずまずの内容で走れているし、ここで前進を見せる可能性はあって良さそう。

注ウインマーベル
昨年はここで2着。その時は速い上がりの中で、最後までジワジワと脚を伸ばした格好。
阪神C&阪急杯で、前傾の地力勝負を連勝した内容から考えても、方向性としてはここがベストとは言えないかも知れないが、このメンバーでは力はやはり上位だし、ある程度積極的な競馬をしつつ→粘り込む可能性は考えておきたい。

△リュミエールノワル
前走の同舞台も含めて、1400mで3連勝。そのどれもが前傾の展開を好位から押し通してきた格好で、地力は十分に認められる。
あとは変化に対してどこまで?といったところで、経歴的には後半であと1つ上げ切れていない雰囲気もあるため、評価としてはこの位置にとどめておく。もちろん相手には。



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