2024年5月26日日曜日

目黒記念展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 道中高い水準の流れから→上がりは長い脚を使う展開。
  • 高い持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎シュトルーヴェ

過去のラップタイム

2023 7.3-11.0-11.4-13.1-13.0-12.5-12.6-12.0-11.7-11.7-11.2-11.3-12.0
2022 7.2-11.4-11.7-12.9-13.1-12.4-12.8-12.3-11.9-11.7-11.3-11.2-12.2
2021 7.3-11.4-12.5-13.3-13.2-12.4-11.9-12.8-12.7-12.5-11.1-10.6-11.1
2020 7.4-11.1-11.4-12.3-12.0-11.7-11.8-12.0-12.0-12.0-12.0-11.8-12.1
2019 7.4-11.0-11.0-12.2-12.0-11.7-11.8-12.0-11.6-11.7-12.0-12.0-11.8
2018 7.3-11.4-11.5-12.7-12.4-12.0-12.0-12.1-12.0-11.8-11.4-11.3-11.8
2017 7.2-11.0-11.2-12.7-12.4-12.3-12.1-12.3-12.4-12.2-11.3-12.0-11.8
2016 7.3-11.2-11.2-12.8-12.6-12.2-12.3-12.4-12.0-11.7-11.5-11.5-11.9
2015 7.1-11.5-11.7-12.3-11.9-11.8-12.0-12.5-12.2-11.7-11.6-11.4-12.0
2014 7.1-11.6-11.2-12.6-12.5-12.4-12.4-12.3-11.8-11.9-11.8-11.4-12.0

過去10年の平均ラップタイム
7.26-11.26-11.48-12.69-12.51-12.14-12.17-12.27-12.03-11.89-11.52-11.45-11.87
2.30.54



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は極端に緩む場面がなくある程度締まった展開になり、上がりはロングスパート気味に徐々に加速していく…という形。

このレースの特徴は、とにかくこの距離としては道中水準が高いということで、何よりもまずは持久力が重視されるため、それによって地力の低い馬が自然と振るい落とされる格好になる。(その点が、ハンデ戦ながら実績馬の好走も目立つ結果につながっている)

また後半に関しては、早い段階から徐々にペースアップしていく中で長い脚を使う必要があり、適性的には当然、末脚の持続力が問われる。(大きく加速したケースもあるが、以前より持続的な展開が多くなっている)

道中の厳しさに加えて、上がりの部分に関してもごまかしが利かないイメージのレース。まずはしっかりと地力を問いたいところ。


好走する条件
・高い持久力&末脚の持続力があること



予想


◎シュトルーヴェ
日経賞は、厳しい展開の中で位置取り的には恵まれた部分もあるが、道中ではやはり高い水準のラップを踏んでいて、そこから直線は馬群を捌きつつ→最後をしっかりと踏ん張っての差し切り。力は十分に感じさせた。
今回は斤量が増える点がどうか?というのはあるが、東京に戻っての前進はありそうなタイプだし、(前々走の内容も含めて)とにかくラスト1Fを伸び切れる…というのは魅力。
イメージ的に鞍上とも手が合いそうだし、ここは推し切っておきたい。

○マイネルウィルトス
日経賞は、飛ばした前に引っ張られて、道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての3着。最後は少し甘くなったが、他の上位よりも早い段階から動いた内容だったし、その力は十分に認められる。
この舞台では目黒記念&アルゼンチン共和国杯で2着が計3回。適性は当然高い馬だし、前進を見せる可能性は十分にあるはず。注目しておきたい。

▲サトノグランツ
日経新春杯は、前傾の厳しい展開の中で、自身も前半でかなり脚を使いつつ、道中も高い水準で進めた格好。最後は少し厳しくなったものの、勝負所もしっかり攻めての3着ならば、地力は十分に示したと言える。
元々は道中~上がりという形で高いパフォーマンスを発揮していた馬で、ここの展開にも対応できていいし、可能性としては頭まで考えておきたいところ。

注クロミナンス
日経賞は、厳しい展開の中で、最後しっかりと浮上しての2着。細かい数字を見れば、相対的に道中では少し溜めを入れていて、他の上位と比べると無理をしない内容になっているのだが、外を回した形ではあったし、やはり力は認められる。
内寄りの枠からロスなく&平均的に脚を使う形なら、好走の可能性は当然ありそう。

△ヒートオンビート
昨年はここで勝利。3年前にも2着があるし、アルゼンチン共和国杯でも常に好走していて、この舞台への適性は当然高い。
59kgを背負うものの、同じ条件で好走した経験もあるし、得意のここで巻き返してくる可能性は十分。相手にはやはり考えておきたい。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -