- (実質)ある程度引っ張られつつ、後半は緩急がついた展開。
- 総合力が問われた。
オークス結果
1 | チェルヴィニア | 2.24.0 | 34.0 | 12-09-09-10 |
2 | ステレンボッシュ | 2.24.1 | 34.0 | 09-09-09-12 |
3 | ライトバック | 2.24.4 | 34.1 | 15-14-13-15 |
4 | クイーンズウォーク | 2.24.4 | 34.7 | 05-05-05-04 |
5 | ランスオブクイーン | 2.24.4 | 34.9 | 03-03-03-02 |
天候:曇 芝:良
上り4F:48.5 3F:35.1
前半1000m:57.7
12.4-10.8-11.5-11.5-11.5-12.1-12.8-12.9-13.4-12.2-11.5-11.4
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、スタートこそ平均的な入り方ではあったが、その後のスピードが全く落ちずに、前半は高い水準を保つ展開。一転して後半は大きくペースダウンしつつ→直線で再び大加速という形。
もちろんこれは2頭が大きく離して作ったラップで、後続は(ある程度の緩急をつけつつも)もう少し平均的に脚を使った格好。
差し浮上した上位馬あたりは、(レース全体で言えば)例年の上位と同じようなバランスでまとめた内容になっていて、結局のところは持久力&切れ&トップスピードの持続力という、(実質)総合力勝負だった。
脚質的には、引っ張られての緩急という展開で、一応は差し馬が力を出しやすい形だったと言えそうだが、上記のように実質は平均的なオークス。シンプルに地力&性能が反映された印象にはなる。
この先に向けては、今回は人気2頭の決着になった訳だが、それらは内容としても道中をある程度高い水準から→上がりをしっかりとまとめた格好。正真正銘のオークス好走馬として、まずは素直に評価しておきたいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
チェルヴィニア
中団の外寄りから、直線ではルメールJらしくゴール板で脚を使い切る…という形でしっかりとした決め手を発揮しての勝利。桜花賞で(直線では一応不利もあったが)溜めが効かない…という負け方をしたところから→見事に立て直しての戴冠で、改めてその性能の高さを証明した。
上記のように、内容的にもオークス馬らしいバランスで走っていて、近年の強い勝ち馬と比べても数字的には遜色ない扱い。当然この先の期待も大きくなるし、しっかりと注目していきたいところ。
ステレンボッシュ
中団の内寄りから進めて、直線も内寄りの進路選択から→しっかりと伸びての2着。
引っ張られての緩急という展開では、(前が落ちてくる前提でもあるし)往々にして外差しの方がスムーズに走りやすく、今回のこの馬は馬群を捌くことに少し脚を使ってしまった部分がある。それを考えればやはり強い競馬をした…という解釈になるし、相手との勝負付けという点でも、とりあえずは保留…としておきたい。
経歴的に中山や札幌を経験していることは、京都内回りに対してもプラスに働くだろうし、当然秋も注目しておきたい存在。
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