2024年6月9日日曜日

エプソムカップ展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 道中がある程度流れつつ、勝負所はしっかりと加速する展開。
  • 切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎グランディア

過去のラップタイム

2023 12.6-11.0-11.3-11.5-11.9-12.0-11.7-11.5-12.0
2022 12.7-11.6-11.9-11.9-11.6-11.9-11.5-11.3-12.3
2021 12.6-11.3-11.4-11.7-11.8-11.4-11.1-11.4-12.4
2020 12.5-11.2-11.6-11.9-11.9-12.1-11.8-11.9-12.8
2019 13.5-12.2-12.7-12.9-12.6-12.3-11.0-10.8-11.1
2018 12.8-11.1-11.5-12.3-11.9-11.9-11.6-11.8-12.5
2017 12.8-11.4-11.9-12.1-11.5-11.7-10.8-11.6-12.1
2016 12.9-11.3-12.1-12.2-12.0-11.8-11.0-11.4-11.5
2015 12.9-11.3-11.4-11.9-11.7-11.6-11.2-11.2-12.2
2014 12.7-11.4-11.8-12.2-12.1-11.8-11.2-11.3-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.80-11.38-11.76-12.06-11.90-11.85-11.29-11.42-12.06
1.46.52



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は年によってバラついてはいるが、基本的には淀みのない展開になることが多く、ラスト3Fで一気に加速して、終いだけ少し落ちる形。

このレースの特徴は、まずは(前半~)道中がある程度流れる…という部分で、(勝ち負けを意識出来る範囲で追走した場合)レースを通して一定水準以上のスピード領域に居続ける必要がある。

そして、その流れの中でも(このコースだけに)勝負所ではしっかり加速が入るため、適性的には切れと持続力をバランス良く備えていることが重要になる。

したがって、単純に上がりのみの馬はもちろん、シブとく粘り通すだけの馬ではここでは足りなくて、その手のタイプは上手くいっても2、3着までという考え方をしておきたい。(可能性があるのはおそらく後者だけだが…)


好走する条件
・切れ&持続力があること



予想


◎グランディア
修学院Sは、前半はハッキリと受け流した格好だが、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。負けはしているものの、そこで示したパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
前走・スピカSでは、最後をしっかり伸び切る形で勝利していて、直近の内容としても好感が持てるし、ここは期待してみたい。

○アルナシーム
カシオペアSは、展開に引っ張られて、前半~道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。その時のパフォーマンスは高く、ここでも上位扱いになる。
馬格がそれほどなく、少し細かく脚を使うタイプ的に、東京の坂上で主張し切れるか?というのはあるが、近走の成績としてはハッキリと1800mがベストという雰囲気だし、可能性としてはやはり考えておきたい存在。

▲ヴェルトライゼンデ
とりあえずこの舞台への裏付けを考えれば、鳴尾記念@中京では、緩まない展開の中で、道中~上がりという形で高いパフォーマンスを発揮していて、その時の内容はここにも十分につながって良さそう。
今回は久々で、その点がどうか?だが、元々はトップG1の上位馬。このメンバーに入れば当然1つの格を持っている扱いになるし、あっさりの可能性もある。注目したい。

注マイネルケレリウス
前走は、前半は受け流した格好だが、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
馬格はないが、フットワーク的にはそれをあまり感じさせず、しっかりと推進力を発揮できているし、ここでも好走してくる可能性は考えておきたい。

△サイルーン
前走・春興Sは、道中を高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。1800mに換算しても、そのパフォーマンスはここでも上位扱いになる。
ここが昇級初戦となるが、近4走に関しては(結果だけでなく)内容面でも高いレベルで安定しているし、いきなり食い込む可能性はあっても良さそう。注目はしたい。



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