2024年6月9日日曜日

函館スプリントステークス展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半が速くなり、上がりは"耐える"戦いになる。
  • 持久力が問われる。
  • 予想◎サトノレーヴ

過去のラップタイム

2023 11.7-10.5-10.8-11.5-11.7-12.0 33.0-35.2
2022 11.7-10.2-10.9-11.2-11.2-12.0 32.8-34.4
2021 11.7-10.3-10.8-11.1-11.4-12.3 32.8-34.8 札幌開催
2020 12.0-10.4-11.0-11.2-11.1-11.8 33.4-34.1
2019 12.3-11.0-11.1-11.3-11.0-11.7 34.4-34.0
2018 11.8-10.4-10.9-11.3-11.3-11.9 33.1-34.5
2017 11.7-10.1-10.4-11.0-11.4-12.2 32.2-34.6
2016 11.8-10.6-11.0-11.5-11.3-11.6 33.4-34.4
2015 11.7-10.3-11.0-11.6-11.8-11.9 33.0-35.3
2014 11.9-10.8-11.1-11.4-11.3-12.0 33.8-34.7

過去10年の平均ラップタイム(2021年は除く)
11.84-10.48-10.91-11.33-11.34-11.90
1.07.81 33.23-34.58



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半が速い流れになって、勝負所では多少踏みとどまる場面はあるものの、最後はしっかりと落ちる形。

ここの特徴はやはり前半の速さで、コース形状的には前半が上り坂になっているにも関わらず、直線の短さが意識されるからかどうしてもペースが上がって、(額面以上に)厳しい流れになっている。

この展開なので、脚質的にはまずは差し馬の浮上を考えたくなるのだが、過去の結果を見ると、内容的に前傾のパフォーマンスで好位から押し切る形での勝利が目立っている。

つまりここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いをしっかり耐え切るというような、持久力に優れたタイプが中心になると見ておきたい。


好走する条件
・持久力があること



予想


微妙な雨予報。場合によっては隊列がガラリと入れ替わる可能性もありそうだが…。

◎サトノレーヴ
阪急杯は、前半から脚を使いつつ→上がりをまとめての4着。緩まない流れの中で上位3頭はみんな最内を回って来たのに対して、この馬は2頭分外を回した格好。それを考えれば力は十分に認められるし、ここでも上位に扱える。
この舞台では道悪&前傾の内容で勝利した経験があって(僅かに届かなかった負けもあるが)、適性面でも問題なさそうだし、ここは期待しておきたい。

○アサカラキング
阪急杯は、逃げて厳しい展開で引っ張りつつ→しっかりと粘り込んでの2着。最後は際どく差されたものの、高い地力を示した。
前走・モルガナイトSでも、速い流れを押し切って快勝しているし、それらの内容はここにも十分つながって良さそう。内枠から単騎で行きつつ→押し通す可能性は考えたい。

▲ウイングレイテスト
阪神Cは、前半(~道中)を高い水準で進めつつ→上がりをまとめた格好。結果は8着でも差はそこまでなかったし、坂辺りまではしっかりと粘っていて、その時の内容は距離短縮のここに対しては十分につながって良さそう。
好位から前を射程圏に入れつつ…という競馬なら、可能性としては頭まで考えたい。

注ジュビリーヘッド
昨年&一昨年のこのレースも含めて、函館6Fでは4戦して2着が4回。勝ち切れないものの、とにかく適性がハマっている印象だし、示しているパフォーマンスも十分に高い。
状態がどうなのか?というのはあるが、前走では9着ながらあまり差のない競馬が出来ていたし、得意のこの舞台で巻き返してくる可能性は考えたい。

△ビッグシーザー
淀短距離Sは、展開に引っ張られて、自身も前半からある程度脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。地力を示した。
どちらかと言えば、平均的に脚を使う形で高いパフォーマンスを発揮しているタイプなので、この舞台にピッタリか?と言えば微妙だが、上位に食い込む可能性は考えたい。

△キミワクイーン
昨年はここで勝利。その時はじっくりと進めつつ→外からまとめて…という形だったが、自身としても前傾の内容で、地力はしっかりと示した扱い。
前走で8F戦を挟んだ点で、流れに乗り切れるかどうか?というのはあるため、評価としてはこの位置に止めるが、浮上の可能性はやはり考えておきたい。



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