2024年6月30日日曜日

北九州記念展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半が相当に速くなり、ほぼ一直線に減速していく展開。
  • 高い持久力が問われる。
  • 予想◎ペアポルックス

過去のラップタイム

2023 11.6-10.4-10.9-11.2-11.3-11.9 32.9-34.4
2022 11.7-10.3-10.8-11.1-11.3-11.7 32.8-34.1
2021 11.7-10.6-10.9-11.2-11.7-12.1 33.2-35.0
2020 11.5-10.3-10.6-11.2-11.7-12.5 32.4-35.4
2019 11.5-10.1-11.1-11.7-11.7-12.1 32.7-35.5
2018 11.6-10.2-10.6-11.2-11.3-11.7 32.4-34.2
2017 11.7-10.0-11.1-11.5-11.2-12.0 32.8-34.7
2016 11.9-10.7-11.0-11.3-11.5-12.1 33.6-34.9
2015 11.7-10.2-10.8-11.2-11.9-11.5 32.7-34.6
2014 11.7-10.5-10.9-11.1-11.2-12.1 33.1-34.4

過去10年の平均ラップタイム
11.66-10.33-10.87-11.27-11.48-11.97
1.07.58 32.86-34.72



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去のラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなり、2F目以降はほとんど一直線に減速していくような展開で、勝負所で少しだけ踏ん張りつつも、ラスト1Fはしっかりと落ちる形。

ここの特徴はやはり前半の速さで、例外も一応はあるものの、前後半の差が平均でも2秒近くになるような、前傾の展開がまずは基本だと言える。

したがってここでは、ハイペースをしっかり追走できて、終いの部分を粘れる高い持久力を持っていることがやはり必要となる。

脚質的には、馬場の作り方の変化で、以前と比べれ脚質が少し前の方にシフトしている印象がある。ただしこの展開なので、場合によっては最後に隊列がガラリと入れ替わる…という可能性も考慮はしておきたい。

※今回はCBC賞と入れ替わる形で、夏開催の開幕週。梅雨時で傾向が変わってくる可能性もあるが、とりあえず適性面での基本的なところは踏襲して考えておきたい。


好走する条件
・高い持久力があること



予想


◎ペアポルックス
同舞台・かささぎ賞&未勝利戦では、前半からしっかりと脚を使いつつ→上がりをまとめての勝利。それらのパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
良くも悪くも上がりが安定している点から、引っ張られた方が持ち味が活きる可能性があって、その意味ではやはり京都から小倉に戻っての前進は十分にあり得る。
位置取りにこだわり過ぎた場合のリスクはあるが、ここは期待しておきたい。

○カンチェンジュンガ
同舞台・下関Sは、引っ張られる展開の中で、自身はイーブンに近い形から→直線で力強い伸びを見せての快勝。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
前走・春雷Sに関しては、結果は5着までだったが、他も止まらない中でしっかりと末は伸ばせていたし、とにかく今は充実ぶりがうかがえて、小倉に戻って前進を見せる可能性も十分。注目しておきたい。

▲ヨシノイースター
遡って同舞台の大牟田特別は、前半で脚を使う形から→上がりをしっかりとまとめた格好。負けはしているものの相手はマッドクールだし、自身のパフォーマンスは十分に高く、その時の内容であればここでも上扱いになる。
近走も安定して走れているし、食い込んでくる可能性はしっかりと考えておきたい。

注ジャスパークローネ
開催時期は異なるものの、昨年はこのレースで勝利。スピード馬場の後押しがあったとしても、そこで示したパフォーマンスは高く、やはり上位の扱いになる。
今回は世界を転戦してきた状態も気になるし、斤量を背負う立場という点でのリスクもあるが、格的にやはり相手には考えておきたい。

△トゥラヴェスーラ
G1での好走も複数あり、言うまでもなく地力では上位に扱える存在。
この舞台ではあと1つ結果を出し切れていない…という経歴になっているが、直線でスムーズさを欠いたり、展開に対する位置取り的に厳しくなったり、それぞれ理由付けはできるので、ハマれば普通に走れてもいい気はする。浮上の可能性は考えておきたい。



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