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各競馬場のコース特徴


2024年6月28日金曜日

宝塚記念@京都回顧(ラップ分析)2024


まとめ
  • 道中で一旦落ち着きつつ→後半は長くいい脚を使う展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が問われた。

宝塚記念結果

ブローザホーン2.12.0 34.0 11-11-10-07
ソールオリエンス2.12.3 34.0 07-07-12-11
ベラジオオペラ2.12.4 34.8 03-04-03-02
プラダリア2.12.4 34.9 03-02-02-01
ローシャムパーク2.12.9 35.3 09-09-03-04

天候:曇 芝:重
上り4F:45.9 3F:34.5
前半1000m:61.0
12.4-10.9-12.3-12.7-12.7-12.9-12.2-11.4-11.7-11.3-11.5



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタート直後はまずまず流れたが、道中はしっかりと落ち着いた展開。後半は早い段階からペースアップしつつ→最後までほとんど落とさない形。

前半はこの舞台の平均よりも速い入り方をしているし、一定の持久力は問われたと言えそうだが、道中が落ち着いたことで相殺されて、全体としては何だかんだハッキリとした後傾のバランス。適性的には、末脚の持続力というレースだった。

展開としてはそのくらいだが、とにかく今回に関しては、レースのタイミングでの雨に影響されて内外の馬場差が極端に大きくなり、そのことを抜きにしては語れない。

上位馬は直線で普段なかなか見られないレベルの大外を通っていたが、後半で刻まれたラップ的には、それらは(重発表ながら)良馬場に近いくらいの決め脚を使えていて、少なくとも3コーナー以降は内外で別レース…くらいの扱いをする必要がありそう。

その点でこの先に向けては、(全体の水準としては全く低くないので)上位の実力はしっかりと認めつつも、コース取りの差による上げ下げは当然したいところ。各馬それぞれの挙動をしっかりとチェックしておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ブローザホーン
後方外から進めつつ、3~4コーナーから徐々に→直線で大外からしっかりと脚を伸ばしての快勝。通ったコース&道悪適性というのも当然あっただろうが、天皇賞や日経新春杯でも一線級の力を示していた訳なので、それだけではない…とハッキリと言えるし、単純にこのタイミングで条件がかみ合った…という雰囲気。素直に拍手を送っておきたい。
この先、秋は国内という話なので、タイプ的にはやはり目標はグランプリということになりそうだが、春の状態をキープできていれば適性的にも十分に戦えて良さそう。
引き続きしっかりと注目しておきたい。

ソールオリエンス
中団から、勝負所のギリギリまでじっくり→直線でしっかりと脚を伸ばしての2着。
今回は道中で前との差をほとんど詰めない選択をして、そのことが奏功したイメージだが、近走の急かしたような内容と比べると、少しくらい大味になってもリズムを崩さない…ということがこの馬にとっては重要なのかも知れない。
陣営もそのような見方をしているようだし、この先も末に賭ける競馬を磨いていけば、(取りこぼしはあっても)どこかで完全復活…という可能性もありそう。
皐月賞のラストで見せた衝撃をもう1度体感できる時まで、じっくりと見守りたい。




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