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各競馬場のコース特徴


2024年6月8日土曜日

安田記念回顧(ラップ分析)2024


まとめ
  • 道中で一旦しっかりと緩む形から→大きく加速する展開。
  • 切れが問われた。

安田記念結果

ロマンチックウォリアー1.32.3 33.4 06-05
ナミュール1.32.4 32.9 13-13
ソウルラッシュ1.32.4 33.1 10-11
ガイアフォース1.32.6 33.5 08-07
セリフォス1.32.7 33.0 15-15

天候:小雨 芝:稍重
上り4F:45.9 3F:33.9
前半4F:46.4
12.1-11.0-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は平均的な流れから、道中はしっかりと緩んだ展開で、勝負所で一気に加速しつつ→最後までほとんど落とさない形。

今回は稍重発表ではあったものの、極端な悪化まではなく、それなりにスピードの出る馬場だった。それを考えると、やはり流れは落ち着いた扱いになるし、ここのレベルの馬たちにとってはシンプルな切れ勝負となった。

脚質的には、ある程度流れに乗った馬が押し切った中で、差し馬もしっかりと浮上したが、この点に関しても、後ろの馬に向いたというよりも、(往々にして性能に優れている)差し馬が力を出しやすかった…というイメージになる。

この先に向けては、展開から言えば地力に関しては微妙な扱いになるが、掲示板を占めたのは結局は上位人気の5頭。何だかんだ実力が反映されているし、とりあえずはそれらの活躍に素直に期待しておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ロマンチックウォリアー
距離短縮してきたタイプ的に、道中で溜めが入る展開になったことはプラスに働いた可能性もあるが、重厚なイメージの香港馬が切れ勝負で勝ち切った…というのであれば、それはもう実力。素直に拍手を送っておきたい。
高い水準のラップを踏んだQE2からは、宝塚記念でこそ見たかった気もするが、近いうちにまたどこかで見る機会もあるだろうし、その時を楽しみに待ちたいところ。

ナミュール
スタートは微妙だったが、すぐにリカバリーをして中団の後ろにつけつつ→直線でしっかりとした決め手を発揮しての浮上。改めて性能の高さを示した。
ヴィクトリアマイルの時とは展開が全く違っているので、結局のところ全てが状態の問題だったのか?というのは分からないが、見事に立て直されての好走。とりあえず陣営には拍手を送っておきたいし、秋も当然しっかりと注目したい存在。

ソウルラッシュ
近年ほどのスピード馬場ではなかった…という点では向いただろうが、シンプルな切れ勝負になって、基本は持続方向というタイプ的に、少し難しくなった印象。それでもしっかりと格好をつけてきたし、今の充実ぶりはうかがえる内容だった。
この状態をキープできるようなら、秋もやはり期待はできそうだし、年齢的にもそろそろ勝っておきたいところ。引き続き注目はしておきたい。




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