2024年7月14日日曜日

函館記念展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半ある程度速く、その後も淀みのない展開が基本。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎サヴォーナ

過去のラップタイム

2023 12.2-11.2-12.0-12.2-12.4-12.5-12.3-12.0-12.2-12.4
2022 12.2-11.1-12.0-12.3-12.5-12.3-12.9-13.2-12.5-12.6
2021 12.6-10.3-11.5-11.8-12.3-12.0-12.2-12.3-11.6-12.1
2020 12.4-11.2-11.7-11.7-11.8-11.8-12.0-12.1-12.4-12.6
2019 12.7-11.7-11.9-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.6-12.3
2018 12.2-10.9-12.0-12.6-12.6-12.4-12.1-11.6-11.6-11.8
2017 12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2
2016 12.3-11.0-12.0-12.4-12.3-11.6-11.9-11.7-11.9-11.9
2015 12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6
2014 12.3-11.3-12.2-12.0-11.8-11.7-12.0-11.8-12.3-12.7

過去10年の平均ラップタイム
12.40-11.06-11.88-12.08-12.21-12.04-12.13-12.10-12.00-12.32
2.00.22



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半やや速いくらいの流れで、その後は基本的に淀みのない展開となり、(勝負所で一応の加速は示すものの)道中~上がりはフラットに近い形をしている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、尚且つ道中は(向こう正面の上り坂というコース形状にも関わらず)ほぼ緩む場面のない展開になっていて、ラップの見た目以上の水準で流れる…というのが特徴的。

つまり前半~道中でなかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れというよりも持久力&持続力が重視されて、ペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という形で→他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。

したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテないタイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎サヴォーナ
日経新春杯は、前半が相当に速くなった中で、流れに乗る競馬から→直線もしっかりと持続させての2着。負けはしたものの、自身のパフォーマンスは普通に高いものになっているし、相手も春のグランプリを制している馬。当然その地力は認められる。
後傾の展開では少し上げ切れないタイプだが、前傾の体力勝負なら…といったところだし、ここで巻き返してくる可能性は十分。期待しておきたい。

○チャックネイト
アルゼンチン共和国杯は、締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての3着。その時のパフォーマンスであれば、ここでも普通に上位に扱える。
体力が問われるという点でここは目黒記念とリンクしやすいレースだが、同じ舞台で厳しいラップを踏んで好走していることは大きいし、やはり可能性は考えておきたい存在。

▲リカンカブール
遡って京都新聞杯では、前傾の厳しい展開を好位から→まずまず粘り込んで、直後の足立山特別では、速い流れの中で平均的に脚を使って勝利。厳しい展開への対応は元々見せているタイプではあり、ここの展開も十分こなせて良さそう。
レース前にテンションが上がり過ぎた…らしい前走は度外視して、注目しておきたい。

注ハヤヤッコ
ここでは一昨年に勝利して、昨年は5着。それらには道悪の恩恵があったとしても、中京10Fでも1分58秒台で好走している訳だし、単に脚の使い方1つ…という印象ではある。
2走前・金鯱賞では、展開に引っ張られつつ、自身も高い水準のラップを踏んで浮上していて、まだまだ力のあるところを示しているし、今回もやはり注目はしておきたい。

△マイネルクリソーラ
中山記念は、速い前半は受け流した格好だが、道中を高い水準で進めつつ→最後のラップが落ちたところで(遅ればせながら)詰めたという5着。一定の力を示した。
経歴的にも、どちらかと言えば引っ張られて良さが出るタイプではありそうだし、その点ではこのレースにもハマる可能性は十分。相手にはしっかりと考えたい。

△トップナイフ
昨年の札幌記念は、展開に引っ張られて、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをまとめての2着。勝ち馬には離されたものの、地力を示した。
今回は手術をしての休み明けとのこと。とりあえずの目標はやはり札幌記念にはなるだろうし、1度走ってみなければ…というのはあるが、やはり相手には考えておきたい。

△エンパイアウエスト
2走前・野島崎特別は、前半は落ち着いた入り方をしたが、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりもしっかりと持続させての勝利。力を示したと言えるし、その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
スタートでもっと引っ張られてどうか?という部分はあるが、注目はしてみたい。



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