2024年7月28日日曜日

アイビスサマーダッシュ展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 速いスピードに居続ける展開が基本。
  • 高い持続力(&持久力)が問われる。
  • 予想◎ウイングレイテスト

過去のラップタイム

2023 11.7-10.0-10.5-10.9-11.8 54.9 32.2-33.2
2022 11.8-10.0-10.5-10.7-11.4 54.4 32.3-32.6
2021 11.7-10.2-10.5-10.7-11.1 54.2 32.4-32.3
2020 11.7-10.0-10.4-10.8-11.6 54.5 32.1-32.8
2019 11.9-10.2-10.5-10.7-11.8 55.1 32.6-33.0
2018 11.8-10.0-10.3-10.1-11.6 53.8 32.1-32.0
2017 11.8-10.0-10.4-10.3-11.7 54.2 32.2-32.4
2016 12.0-10.2-10.6-10.1-11.2 54.1 32.8-31.9
2015 12.1-10.0-10.4-10.1-11.5 54.1 32.5-32.0
2014 11.6-10.1-10.5-10.5-11.6 54.3 32.2-32.6

過去10年の平均ラップタイム
11.81-10.07-10.46-10.49-11.53
54.36



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、スタートから一気に加速して、2F目でスピードが頂点に達し、3F目でほんの少し落ち着いた後、そのままの水準をキープしつつ→ラスト1Fはしっかりと落ちる…という展開。全体としては前後半イーブンくらい。

とにかくここでは、現行競馬の最高レベルのスピードに対応できることがまずは重要になるが、レースの形としては、ハイペースからの粘り勝負というよりも、どれだけトップスピードを維持できるか…という戦いになるために、高い持続力(筋持久力)を備えていることが必要となる。

脚質的には、必ずどこかの区間で10秒台(/F)のラップを刻まなければならないレースの性質上、他力本願的に地力で差してくるような馬では厳しく、持続力の高い先行馬と、自ら押し上げて行けるような切れを持ち&上がりの性能が高い差し馬が狙い目になりそう。

※近年は2F目以降が一直線に減速していく(加速が入らない)展開が続いていて、以前よりも少し持久力を重視した方がいいのかも知れない…。


好走する条件
・高い持続力(&持久力)を備えていること



予想


◎ウイングレイテスト
持続力という点では、7F戦で前後半イーブンの脚の使い方をして重賞を制している馬なので、当然高いものを示しているし、そのタイプが近走ではスプリントのスピードにも対応を見せていて、それらの合わせ技で考えると、ここにハマっても良さそうなイメージ。
59kgを背負う厳しさは当然あるが、相手関係的には背負わされ過ぎ…という感覚にはならないし、実力でねじ伏せる可能性は十分にありそう。期待しておきたい。

○ディヴィナシオン
同舞台・韋駄天Sは、じっくりと入りつつ→後半でしっかりと上げた格好。結果は5着までだったが、最後は詰まりながらも脚を伸ばしていたし、内容は悪くなかった。
その時との比較では、ファイアダンサーあたりとは枠もちょうど入れ替わっていたりして、逆転の目は十分にありそうだし、ここで前進する可能性は考えておきたい。

▲チェイスザドリーム
韋駄天Sは、スタートで飛ばした相手を行かせつつも、番手から圧を掛けるような競馬をして→しっかりと押し通しての勝利。地力を示した。
その時が初芝で、"土"を感じさせる馬場でもあったので、今回絶対的なスピードの部分でどうか?というのはあるが、天気も怪しいし、可能性としては当然考えておきたい。

注ファイアダンサー
韋駄天Sは、前半(控えながらも)まずまずの入り方から→最後しっかりと詰める形での3着。そのレースも含めて、この舞台での上がりをまとめる力は確か…という馬。
昨年のこのレースでは、熱中症ということで大敗していて、その点では実力というよりも暑さに対する適性面の懸念はあるが、食い込んでくる可能性は当然あっていいはず。

△ロードベイリーフ
ここでは2年連続で3着。示しているパフォーマンスでは当然上位に扱える。
2走前の韋駄天Sは物足りない結果になっているが、進路を探して右往左往しているうちに終わってしまったイメージだし、ここで巻き返してくる可能性はあってもいいはず。
内枠を引いたが、それは好走した過去2回も同じだし、注目はしておきたい。

△モズメイメイ
北九州記念は、速い流れに引っ張られて、前半から脚を使いつつ→上がりをまとめての3着。自身としては少し控えた格好だが、内容はハッキリとした前傾で、地力を示した。
本質は飛ばすというよりも1つ溜めを入れた方が良さそうなタイプではあり、高いスピード耐性が問われるここでどこまで?というのはあるが、相手には考えておきたい。



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