2024年7月7日日曜日

プロキオンステークス@小倉展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半~道中が速く、後半の仕掛けも早くなる展開。
  • 高い持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎スレイマン

参考ラップタイム

(2022&2021年⇔阿蘇S&門司S平均)


ラップ傾向

再びの小倉1700m開催。とりあえずは同舞台のOPレース(阿蘇S&門司S)から特徴を把握しつつ、2021&2022年のレースを見ておきたい。

(OPクラスの)平均ラップタイムを見ると、前半が速い流れから、コーナーでは一旦落ち着くものの、すぐにペースアップ。道中も高い水準で進みつつ→早い段階でピークを迎えて、上がりは(大きくは落ち込まないものの)右肩下がりの形になっている。

とにかくここは、前掛かりな展開が基本。前半~道中の速さに加えて、後半の仕掛けも早くなるため、しっかりとは溜められないまま→勝負所に突入。あとは如何に止まらないか?という戦いとなり、適性的には当然、高い持久力&持続力が問われる。

それを踏まえつつプロキオンS@小倉を見れば、2021年は重馬場のスピードレースとなり、(早仕掛けだが)後半にも余力が残る形から内先行寄りの結果に。2022年は厳しい展開から上がりが掛かって、差し有利の結果に…と、どちらも平均と比べて極端な内容…。

それらをデフォルトとはしづらいし、やはりその間を取り、前傾の展開に引っ張られながらも→上がりもある程度スピードをキープする…という想定をして、平均的に脚を使えるタイプを中心に考えておきたいところ。


好走の条件
・高い持久力&持続力を備えていること



予想


◎スレイマン
同舞台・門司Sは、展開に引っ張られて、自身も前半から脚を使いつつ→上がりをまとめての完勝。阿蘇Sでも、(道中で)より厳しいラップを踏みつつ→粘っているし、地力&適性をしっかりと示している。
前走は物足りない結果に終わったが、展開に変化がついて良さが出るタイプでもないし、ここの前掛かりな展開で巻き返してくる可能性は普通にありそう。期待してみたい。

○ブラックアーメット
福島民友Cは、厳しい展開の中で、(前半~)道中でかなり脚を使いつつ→上がりをまとめての浮上。相手は交わせなかったものの、そのパフォーマンスは高く、ここでも普通に上位に扱える。
同舞台・阿蘇Sでも、道中~上がりでかなり長い脚を使って浮上しているし、ここでも 食い込んでくる可能性は十分。注目しておきたい。

▲ヤマニンウルス
デビューから4連勝。同舞台で圧勝したデビュー戦や前走・雅Sのように、末をしっかりと伸ばした内容がありつつ、1勝クラス戦では道中から脚を使った内容もあって、実力と適性の幅を示している。
実際に示しているパフォーマンスではまだトップという訳ではないので、評価はここまでだが、余力を残した走りで、底を見せていないのも事実。あっさりも考えておきたい。

注ハピ
平安Sは、引っ張られつつの→緩急という展開の中で、最後にしっかりと詰めての2着。改めてその力を示した。
ダート馬としては変化への対応力があるタイプなので、ここの溜めが入らない展開でどこまで?というのはあるが、実力的に浮上の可能性はやはり考えておきたい存在。

△ヴァンヤール
昨年のアンタレスSは、引っ張られる展開の中で、自身も道中からしっかり脚を使いつつ→上がりをまとめての2着。高いパフォーマンスだったと言えるし、その時の内容はここにもつながって良さそう。
久々の状態は気になるし、扱いはこの位置だが、食い込んでくる可能性は考えたい。

△ゲンパチルシファー
この舞台で開催された一昨年の勝ち馬。その時は激しい流れの中で、(前半は少し受け流しているが)ある程度積極的なポジションからの→押し切り。力を示した。
前走は、かなりの後方から進めて浮上はし切れなかったものの、最後の部分ではそれなりに詰めていて復調の気配も感じるし、ここで巻き返してくる可能性は考えておきたい。

△ラインオブソウル
三宮Sは、展開に引っ張られつつ、道中からかなり脚を使って→上がりをまとめての浮上。圧勝の勝ち馬には離されたが、他はまとめて交わした格好だし、一定の力は示した。
ここでも前傾が基本とはなるので、展開次第では最後に浮上してくる可能性はあっても良さそうだし、相手には一応考えておきたい。



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