2024年8月11日日曜日

関屋記念展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 高い水準の道中から→上がりをまとめる展開。
  • 持久力が必要。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎ジュンブロッサム

過去のラップタイム

2023 12.4-10.8-11.3-12.0-11.8-11.1-11.1-11.6
2022 12.7-11.4-12.1-12.2-11.9-10.8-10.6-11.6
2021 12.7-11.0-11.3-11.6-11.5-11.4-11.2-12.0
2020 12.2-10.9-11.5-11.7-11.5-11.3-11.6-12.4
2019 12.6-10.9-11.2-11.8-11.5-11.8-10.8-11.5
2018 12.4-10.6-11.2-11.5-11.5-11.2-11.0-12.2
2017 12.4-11.1-11.7-11.4-11.3-11.1-11.0-12.2
2016 12.5-11.1-10.8-11.3-11.4-11.9-10.8-12.0
2015 13.2-11.5-11.7-11.5-11.4-11.2-10.7-11.4
2014 12.6-10.9-11.4-11.6-11.6-11.5-10.8-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.57-11.02-11.42-11.66-11.54-11.33-10.96-11.90
1.32.40



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は一応は落ち着くものの高い水準をキープする展開となり、そこから直線で徐々に加速しつつ→最後だけ少し落ちる形。

ここでは、以前と比べると道中が締まって→加速があまり入らないケースが増えており、レース全体としてもフラットに近い形をしている。その点、追走部分で(脚を使わされないで)楽に進められるだけの持久力が必要になる。

それを前提として、後半はこの舞台らしく、上がりの性能の高さが物を言う…という点は変わらないので、適性的には、切れとトップスピードの持続力を備えているタイプを中心に考えたい。


好走する条件
・持久力があること
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力があること



予想


◎ジュンブロッサム
前走・水無月Sは、展開に引っ張られて、自身も道中を高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮しての完勝。そこで示したパフォーマンスは単純に高くなっていて、ここでも普通に上位扱いになる。
立場としては今回が昇級初戦となるが、過去の重賞でもちゃんと走れている馬だし、素直に期待しておきたいところ。

○ディオ
前走・米子Sは、少し控えたポジションから、勝負所で積極的に攻めつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。結果として相手に押し切られた格好ではあるが、自身の方が斤量を背負っていた訳だし、そのパフォーマンスはここでもやはり上位に扱える。
横の比較で相手を上に取ったが、可能性としては頭まで考えておきたい存在。

▲プレサージュリフト
昨年の東京新聞杯は、締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。その時の内容はこの舞台にもつながって良さそう。
前走でも後半で長い脚を使って勝利していて、状態面も問題なさそうだし、ここでも好走してくる可能性は考えておきたい。

注メイショウシンタケ
近走は、結果は掲示板前後というのが多くなっているが、道中~上がりでは安定して高いパフォーマンスを発揮できていて、十分に強い内容を見せている。
昨年のこのレースでも、他も止まらない中でしっかり脚を伸ばして5着に入っているし、その時と比べてもう少し展開が締まれば前進する可能性も十分。注目しておきたい。

△ラインベック
昨年の3着馬。その時は道中が緩んだ展開だったが、フットワークなど、この舞台への適性を十分に感じさせる走りではあった。
その後の成績はあと1つ…という形になっているものの、前走・米子Sは斤量を1つ背負う立場での6着ならば悪くないし、ここで前進を見せる可能性は考えてみたい。



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