ローズステークス＠中京展望（ラップ傾向＆予想）2024

まとめ

• 後半徐々にペースアップしつつ→勝負所でもう１段加速する展開。
• 一定の持久力はやはり欲しい。
• 切れ＆持続力が問われる。
• 予想◎レガレイラ

過去のラップタイム

（中京開催）
2022　12.5-10.9-12.3-12.3-12.2-12.0-11.8-11.5-11.3-11.7
2021　13.1-10.9-12.3-12.7-12.2-12.0-12.2-11.6-11.3-11.7
2020　12.6-10.8-12.3-12.7-12.5-12.4-12.1-11.6-11.3-11.6

ラップ傾向

（過去記事の一部修正）

再びの中京開催だが、このコースは前半ミドルペースから、コーナーで一旦落ち着いて、道中から徐々にペースアップしていきつつ→そこから直線でもう１つ加速を示す…というのがデフォルト。

後半ジワジワと長い脚を使う中で、もう１段上げる必要がある…という部分で、適性的には、切れ＆持続力をバランス良く備えていることが重要だと言える。

過去の中京開催でも、馬場差は異なっているものの、大まかな流れとしてはコースの特徴に則した格好になっているし、適性面では上記の傾向を踏襲しておきたいところ。

また2021年や2022年は、道中の水準が上がっていることから、そのようなケースにもしっかりと対応できるように、裏付けとしては、やはり持久力の部分でも一定以上のものを備えているタイプを選びたい。


好走の条件
・一定の持久力があること
・切れ＆持続力を備えていること

予想

コース替わりはしたが、雨予報で一気に悪化する可能性もある。想定は難しいが…。

◎レガレイラ
皐月賞は、結果としてはあと１つ浮上しきれなかったものの、道中～上がりで高いパフォーマンスを発揮。ダービーに関しても、直線で内を突いた馬が勝利した中で、自身は大外までスライドする形から→最後は詰めてきたし、それらの内容で考えれば、ここではやはり普通に上位の扱いになる。
大外枠だが、雨で必ずしもマイナスになるとは限らないし、素直に期待しておきたい。

○チェレスタ
前走では、前半である程度脚を使う形から、道中も高い水準で進めつつ→上がりをまとめての勝利。また阪神の未勝利戦では、後半で長くいい脚を使う形で結果を出しているし、それらの合わせ技で考えれば、ここでも上位に扱える。
示しているパフォーマンスの割りには人気が甘く、注目したくなる存在。

▲クイーンズウォーク
オークスは、縦長の隊列の中で、道中をある程度高い水準で進めつつ、直線は１つ見せ場を作っての４着。改めて実力を示した。
タイプ的に、2020年の勝ち馬・リアアメリアに近いような印象もあって、その点ではここにハマっても良さそうだが、良馬場なら…というのもあり、少し自重してここまで。

注サンセットビュー
オークスは、後方から進めて、最終的には外を大きく回しつつ→ある程度詰めてきた…という内容。結果は７着までだが、道中～上がりでは高いパフォーマンスを示した。
その後の２戦では、前半からもう少し脚を使う競馬をしていて、両者の合わせ技で考えれば、ここにハマる可能性も十分。注目しておきたい。

△オーロラエックス
前走は、道中で押し上げる形で脚を使いつつ→上がりもしっかりとまとめての勝利。全体としてのパフォーマンスも高くなっているし、ここでも上位に扱える。
この舞台というよりは、本来の阪神1800ｍにつながりそうな内容ではあったので、評価としてはこの位置に止めたが、可能性は考えておきたい。

△フレミングフープ
同舞台の前走・御在所特別は、道中まずまずの水準から→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。スイッチが入ってからの推進力も感じさせたし、全体としての（数字的な）パフォーマンスも一気に上げてきた。
地力の裏付けはもう１つ欲しいが、更新できれば勝ち負けの可能性もありそう。注目。