2024年9月29日日曜日

スプリンターズステークス展望(予想)2024



予想


今回は元々注目していた馬たちが出走してきたので、選択としてはあまり悩んでいないが(成否はともかく)、香港馬の参戦もあり、レースとしてはとても面白くなった。
とりあえずは、堪能したい。


◎サトノレーヴ
函館スプリントSは、前半から高い水準で進めつつ→直線では内寄りからしっかりとした脚を使って、周りとは1つ違いを見せての勝利。直後のキーンランドCは、踏んだ水準としてはそこまでではなかったものの、直線に入って一気に勝負を決めつつ→最後も落とさない形での完勝。両者を合わせて、地力と性能を十分に示した格好になる。
とにかく久しぶりの、"脚"がある…と思えるタイプの出現。ただ単に切れるというだけでなく、苦しいところでもう1つギアチェンジが出来るイメージがある。
ロードカナロア×サクラバクシンオーという(名前の通りの)夢…な馬。期待は膨らむ。

○ウイングレイテスト
函館スプリントSは、初の6F戦で前半からしっかりと脚を使いつつ→直線も踏ん張っての2着。斤量を背負う立場だった訳だし、その地力は当然認められる。
今回、アイビスSDからの直行というのがどう出るか?というのはあるが、サトノレーヴを評価する根拠としたレースで、59kgを背負いながらも粘っていたこの馬を評価しない…というのもおかしな話だし、その点では妙味が絶大。
大外枠だが、この馬にとってはむしろ走りやすそうなイメージだし、注目してみたい。

▲ママコチャ
昨年はここで勝利。その時は道中から徐々に&勝負所を積極的に攻めつつ→直線もしっかりと踏ん張っての押し切り。そこで示した地力で考えれば、やはり上位に扱える。
前走・セントウルSに関しては、結果は2着に敗れたものの、久々のステップレースでの、前傾度の低いミドルペース戦。強者らしい負け方とも言えるし、ここで1つギアを上げてくる可能性は十分にあるはず。今回は面白そうな馬もいるので、評価としてはこの位置になったが、連覇の可能性もしっかりと考えておきたい。

注マッドクール
ここでは昨年2着。高松宮記念でも(道悪の後傾戦という特殊な条件ではあったが)勝ち切っていて、実力はやはり上位の扱いになる。
チェアマンズSPに関しては、元々ロスなく回すことが重要なタイプが、速い前半で外から強引に攻めて→早々と終了という形だったので度外視できるし、今回、7番枠から上手く内寄りのポジションが確保できれば、巻き返す可能性も十分にあって良さそう。
久々になるが、ぶっつけで結果を出している馬だし、やはり注目はしておきたい。

△ナムラクレア
この路線のG1で常に好走を続けていて、昨年のここでも、縦というよりも横に力を使うような内容になりながらも、しっかりと好走していて、実力は言うまでもなく上位。
あとから振り返った時に、この馬のピークはいつだったのか?と言えば、今ではないのかも知れないし、その点では昨年に何とかしたかった…という気もするが、普通に走ってくれば、やはり格好はつけてくるものとして考えたい。
(イメージ的には、少し控えつつ→内差し一発!とかはあるのかも知れない)

△ルガル
シルクロードSは、厳しい展開の中で、自身も前半から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての完勝。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
高松宮記念に関しては、物足りない結果にはなったが、道悪&34.9-34.0という完全な後傾戦。上がりの速い展開では元々勝ち切れないタイプだし、仕方のない部分はあった。
ここでは(絶対的な)スピード水準と全体のバランスが全く違ってくるだろうし、巻き返す可能性は考えておきたいところ。

☆ビクターザウィナー
香港スプリントは、(実質的に)流れた展開の中で、番手から→ラスト100m辺りまでしっかりと先頭をキープする形で粘った格好。結果的には4着だったが、力は示した。
香港馬は、本質的には高松宮記念の方が合っている…というのが個人的な印象だし、評価は1つ区別するが、近走のチェアマンズSPは、速い流れから→最後がかなり落ち込んだ展開での失速。シャティンヴァーズに関しても、52~53kgの馬が上位という中で61kgを背負っていた、とてつもないハンデ負け。巻き返す可能性は一応考えておきたい。



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