2024年10月19日土曜日

富士ステークス展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めつつ→しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎ジュンブロッサム

過去のラップタイム

2023 12.0-10.8-11.2-11.2-11.5-11.4-11.7-11.6
2022 12.2-10.8-11.3-11.7-11.8-11.3-11.2-11.7
2021 12.0-11.2-12.1-11.7-11.7-11.3-11.5-11.7
2020 12.4-10.6-10.8-11.6-12.0-11.5-12.2-12.3

~G3時代~
2019 12.2-10.9-11.9-12.0-11.9-11.3-11.1-11.7
2018 12.4-10.9-11.3-11.3-11.5-11.0-11.6-11.7
2017 12.6-11.3-11.7-12.2-12.0-11.2-11.2-12.6
2016 13.0-11.5-11.8-11.8-11.7-11.2-11.2-11.8
2015 12.7-11.0-11.4-11.9-12.0-11.2-11.1-11.4
2014 12.6-11.3-11.7-12.0-11.8-10.9-11.2-11.7

過去10年の平均ラップタイム
12.41-11.03-11.52-11.74-11.79-11.23-11.40-11.82
1.32.94



ラップ傾向

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで流れ、道中は形としては一旦落ち着く展開になり、勝負所でしっかりとした加速を示しつつ、上がりが速くなる。

時代によって緩急のトレンドが変化している印象のレースだが、近年はG2への格上げもあって、緩から→急に少しシフトした雰囲気がある。

その点で適性としては、コースの特徴通りに"切れ"が基本となることは間違いないものの、引っ張られつつも→しっかりとした脚を使える…というように、一定以上の持久力も備えていることを重視しておきたい。

脚質的な部分でも、同じ理由で、決め手のある差し馬が浮上しやすくなっているイメージがあり、結局のところ王道タイプが中心にはなりそう。


好走する条件
・切れがあること
・一定の持久力は欲しい



予想


◎ジュンブロッサム
前々走・水無月Sは、展開に引っ張られて、道中を高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮しての完勝。その時のパフォーマンスは高く、ここでも上位扱いになる。
前走・関屋記念でも、はっきりとした直線勝負の中で、後方からしっかり浮上はしており、その性能には確かなものがあるし、今回、展開がもう少し流れるようなら、前進を見せる可能性も十分に考えられる。相手は強いが、ここは積極的に推してみたい。

○セリフォス
一昨年にここで勝利。その時は前後半がピッタリとイーブンという展開の中で、しっかりとした決め手を発揮した格好。前走・安田記念でも、結果は5着までだったが、後傾の展開で他も止まらない中でも末を伸ばせていたし、その性能は当然高い。
今回は久々に(一昨年と同じ)藤岡佑Jとのコンビに戻って、仕掛けのタイミングなども変わってくるだろうし、それがいい方向に出れば面白そう。注目しておきたい。

▲ソウルラッシュ
経歴の中で、安田記念は少し鬼門のような形になっていたが、今年は中団からしっかり脚を伸ばしての→3着。昨秋以降は、やはり1つ格を上げてきた印象ではある。
突き抜けるような決め手というよりは、もっとハッキリと地力勝負の方に寄った方が良さは出るタイプなので、ここよりも本番向きということに結局なるし、面白そうな相手を上には取ったが、実力的に普通に走れば当然好走はしてくるものとして扱いたい。

注レッドモンレーヴ
昨年はここで2着。その時は前傾の厳しい展開に引っ張られて、自身も道中でかなり脚を使いつつ→上がりをまとめて浮上した格好。そこで示したパフォーマンスを考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
そのレースも含めて、マイルではラスト100mを伸び切れるか?という課題があるので、勝ち切るというよりは相手のイメージにはなるが、当然注目はしておきたい。

△クルゼイロドスル
前走・関越Sは、締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
東京のマイルでは2戦2勝で(取消は除く)、舞台への適性も十分に示しているし、この相手でも戦える可能性は十分。注目しておきたい。

△ゴンバデカーブース
NHKマイルCは、かなりの久々&ぶっつけで、外からしっかりと格好をつけた4着。
サウジアラビアRCでも、ボンドガールをあっさりと交わすような性能を見せて勝利しているし、この舞台への適性は示している。
地力の面での更新は当然必要だが、夏を越して前進を見せる可能性は考えておきたい。



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