2024年10月6日日曜日

京都大賞典展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半である程度引っ張られつつ→仕掛け早の上がり勝負という展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が必要。
  • 予想◎ブローザホーン

過去のラップタイム

2023 12.8-11.7-12.0-12.5-12.6-12.0-11.9-12.3-11.6-11.7-12.0-12.2
2022 12.1-11.2-12.5-12.6-12.3-12.8-12.6-12.4-11.9-11.3-10.9-11.7 阪神
2021 12.7-11.9-12.6-12.5-11.9-11.5-11.5-11.8-11.7-11.6-11.8-13.0 阪神
2020 12.8-10.9-11.8-12.3-12.6-12.5-12.7-12.8-12.2-11.6-11.6-11.8
2019 12.9-11.0-11.5-12.1-12.2-12.2-12.3-12.4-11.7-11.6-11.5-12.1
2018 12.9-11.1-11.7-12.7-12.8-12.3-12.2-12.6-12.0-12.1-11.2-11.8
2017 12.9-11.0-11.7-12.2-12.1-12.1-12.4-12.5-11.7-11.5-11.4-11.5
2016 12.7-11.5-12.0-13.0-12.8-12.2-12.7-13.0-11.9-11.1-11.1-11.5
2015 12.8-11.0-11.5-12.6-12.6-12.5-12.8-12.9-11.9-11.1-10.9-11.0
2014 12.6-12.2-11.5-12.0-12.4-11.9-12.0-12.5-12.0-11.7-11.6-11.8

過去10年の平均ラップタイム(2021&2022年は除く)
12.80-11.30-11.71-12.43-12.51-12.21-12.38-12.63-11.88-11.55-11.41-11.71
2.24.51



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、スタート直後はミドルペース~少し速いくらいの流れで入って、道中は形としては一旦少し落ち着き、3コーナーの下り坂からレースが動く展開。

前半で極端に引っ張られて→上がりが止まったケースも過去にはあるが、ここは基本的に上がりが速く、最後までラップがあまり落ちない展開になることが多い。

そうなれば、しっかりした決め手を発揮できるタイプ…と考えたくなるのだが、実際には道中が極端に緩む訳でもないし、むしろ速い上がりを使うために、前半~道中でいかに無駄な脚を使わずに走れるか?が重要。結局は、持久力の高さが問われることになる。

またこのコースだけに、上がりの仕掛けはやはり早くなりやすく、当然末脚の持続力が必要で、脚質的にも、先行馬は最初の直線で脚を使っている…という点から、基本的には差し馬有利…と言えそう。


好走の条件
・一定の持久力&末脚の持続力を持っていること



予想


◎ブローザホーン
宝塚記念は、道悪への適性や、馬場のいいところを通った…というのもあるだろうが、道中まずまずの水準から→しっかりとした決め手を発揮しての勝利。力を示した。
天皇賞でも、(宝塚記念とは逆に不利になったはずの)4コーナーで大外を回す競馬をしながら→2着まで浮上していて、(適性だけでなく)"強さ"の補完も十分にできている。
58kgまでこなしているとは言え、馬格のないタイプが59kgを背負う…というところで未知の部分はあるが、現状を考えれば、やはりこの馬!となる。素直に期待したい。

○プラダリア
昨年はここで勝利。その時は締まった展開の中で、最後までしっかり脚を動かす形で押し切って、地力を示した。その後は京都記念でも勝ち切って、さらには前走・宝塚記念では、前半で脚を使ってポジションを取りつつ→上がりもしっかりとまとめる形で好走していて、京都外回りという条件に対する適性は言うまでもなく高い馬。
斤量は加算されている立場だが、それは京都記念も同じだったし、可能性は考えたい。

▲サトノグランツ
日経新春杯は、道中は多少控えたものの、ハイペースの前半でかなり脚を使いつつ→後半も積極的に攻める形での3着。負けはしたものの、地力を示した。
神戸新聞杯では逆に、道中~上がりという形でしっかりと末を伸ばしていて、それらの合わせ技で考えれば、ここでもやはり上位扱いになる。
4歳秋を迎えて、パフォーマンス更新の可能性もあるし、当然注目しておきたい。

注スマートファントム
天皇賞は、ロスなく→直線も内を捌いた競馬ではあったが、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての4着。海の中道特別や(結果はともかく)神戸新聞杯でも後半の力をしっかりとに示しているし、ここでも上位に扱える。
この手の叩き上げてきた馬が、4歳秋を迎えてどう変わってくるのか?というのも面白いし、斤量を背負う相手もいる今回は、勝ち負けに食い込む可能性も十分。注目したい。

△ディープボンド
昨年ここでは3着。その時は締まった展開の中で、外から唯一→ジワジワと詰めて、高いパフォーマンスを発揮した。それも含めて、実力では当然上位。
決め脚が問われる展開になった場合のリスクはあって、その点で評価はこの位置に止めるが、天皇賞ではまだまだ出来るところを示したし、昨年と同じような地力勝負になれば、好走の可能性は十分。相手にはやはり考えておきたい。



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