2024年10月5日土曜日

サウジアラビアロイヤルカップ展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めて→しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎アルレッキーノ

過去のラップタイム

2023 12.2-11.1-11.6-12.0-12.3-11.7-11.2-11.3
2022 12.1-11.1-11.6-11.5-11.5-11.1-12.0-12.5
2021 12.9-12.0-12.8-12.3-12.6-11.4-10.9-11.5
2020 12.4-11.2-12.0-13.2-13.1-12.4-12.0-13.3
2019 12.3-10.8-12.0-12.1-12.0-11.2-10.8-11.5
2018 13.1-11.8-11.9-11.5-11.6-11.3-11.1-11.7
2017 12.3-10.6-11.4-11.8-12.2-11.5-11.5-11.7
2016 12.3-10.9-11.8-12.7-12.4-11.7-11.1-11.6
2015 12.2-10.8-11.7-12.3-12.3-11.4-11.4-12.1

~いちょうS(重賞)時代~
2014 12.4-10.6-11.4-11.9-12.3-11.5-11.5-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.42-11.09-11.82-12.13-12.23-11.52-11.35-11.91
1.34.47



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は一旦落ち着いて、勝負所でしっかりと加速する展開。

頭数が落ち着くことも多く、展開のバラつきが大きくなっているレースだが、この舞台らしく、後半部分でしっかりと上げる…というのは基本。
適性的には、やはり切れが問われる。

あとはペース次第…ということにはなるが、厳しい方に振れた場合に備えて、持久力の裏付けを持っている馬ならば、なお安心といったところ。
最後に先々につながるかどうか?という観点からは、展開が厳しくなった年の方が明らかに活躍が目立っていて、その点でもしっかり注目はしておきたい。


好走する条件
・切れがあること
・一定の持久力は必要



予想


キャリアが浅く、未知の部分が多過ぎる馬たちの7頭立て。紛れそう…ではある。

◎アルレッキーノ
新馬戦は、道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめた格好。負けはしたものの、地力を示した。また未勝利戦では、前半~道中まずまずの水準から→しっかりとした決め手を発揮して圧勝していて、それらの合わせ技で、ここでは普通に上位扱いになる。
今回はどのような競馬をするのか?というのはあるが、少頭数だし、無理をする競馬にさえならなければ、押し通せていいはず。素直に期待しておきたい。

○タイセイカレント
新馬戦は、落ち着いた入り方だったが、道中でペースを整えつつ→後半でしっかりと上げる形での勝利。性能を示した。
ここでは地力の部分での更新は必須となるが、少頭数になって、展開が上がりの方に傾く可能性も十分にあるし、適性面を重視して高めの評価にしておく。

▲フードマン
新馬戦は、前半をまずまず高い水準で進めつつ→直線も最後までしっかりと持続させて押し通した格好。力を示した。
今回は距離延長になるが、上記レースでも内の荒れている部分を避ける騎乗をして、かなり距離を走っていたし、ある程度対応はできても良さそう。可能性は考えておきたい。

注マイネルチケット
前走は、展開に引っ張られる形で前半からしっかりと脚を使って、道中も高い水準で進めつつ→最後の部分を伸び切っての勝利。地力を十分に示した。
東京向きの決め脚という部分では微妙な印象にもなるが、単純な(数字的な)パフォーマンス比較では、◎と双璧をなす…くらいの存在。やはり注目はしておきたい。



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