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2024年11月10日日曜日

エリザベス女王杯展望(予想)2024



予想


秋華賞組が不在ということもあり、出馬表の成績欄が少し淋しい気もするが、パフォーマンス的には、高い内容を示している馬はちゃんと一定数いる。(逆に絞れない…)

それぞれの状態の把握が難しくて、正直、紛れそうな雰囲気は大いに感じるものの、それも含めて、混戦を思いっきり楽しみたい。


◎ラヴェル
同舞台・京都記念は、牡馬の骨っぽいメンバーの中で、最後までしぶとく脚を伸ばしての5着。自身が踏んだ水準も高いものになっているし、地力を十分に示した。
前走・オクトーバーSに関しては、一貫した差しにくい展開の中で浮上しきれなかったものの、道中~上がりのパフォーマンスはちゃんと高くなっているし、あまり急かされない方がいいタイプ的に、改めての距離延長はプラスに働きそうなイメージ。
鞍上も確保したし、人気があまりにも甘過ぎ…なここは、強気に推しきってみたい。

○シンティレーション
前走・府中牝馬Sは、水準自体はそこまでではなかったが、上がり勝負の中で、最後までしっかりと脚を伸ばしての2着。高い性能を示した。
前々走・新潟日報賞では、展開に引っ張られて、もう少し厳しいラップを踏む形で地力を示しているし、それらの合わせ技でここでも十分上位に扱える。
この距離は初という点で、もう少し内の枠なら…というのはあるが、注目はしたい。

▲レガレイラ
昨年末にホープフルSを勝ち切って、今年に入ってからも、着はそこそこ…までだが、牡馬クラシックに参戦しつつ、一定の爪跡を残している経歴。実力は当然上位。
位置取り&脚の使い方的に、後半でジワジワと力を使う形になるここでは、結局は全てを交わし切れるのか?という問題が残るのだが、かと言って何もできない…というのもやはり考えにくい。とりあえず、展開がハマれば頭まで…というこの位置がしっくりくる。

注スタニングローズ
元々はクラシックの中心の1頭。実力は当然の上位扱いになる。
阪神開催だった一昨年は、条件的に逆境の立場になって大敗したが、道中から徐々に上げていく…という脚の使い方をしたいタイプ的には、とりあえず京都の方がハマるはず。
近走は少し積極的に行き過ぎている雰囲気ではあるので、CデムーロJに替わって、何かしら変わってくるものがあるのなら。騎乗も含めて注目。

△ホールネス
マーメイドSは、飛ばした前に引っ張られて、道中~上がりという形で高いパフォーマンスを発揮。前走・新潟牝馬Sでも、前半から脚を使いつつ→上がりをまとめて勝利しているし、それらの合わせ技で、ここでも普通に上位に扱える。
タイプ的に、後半で上げ切れるか?というところはあるので、後傾になり過ぎた場合のリスクはあるかも知れないが、内枠からロスなく→上位に食い込む可能性は考えたい。

△シンリョクカ
新潟記念は、なかなか緩まない展開を番手から積極的に進めて、直線も早め先頭から→最後をしっかりと踏ん張っての押し切り。力を示した。
その時の内容からは、距離延長につながるかどうか?というのはあるが、横の比較ではやはり上位になるし、9着だった昨年と比べると、今年はもう少し余裕を持たせたローテになっている点で、変わってくる可能性はありそう。相手には。

△キミノナハマリア
前々走・五稜郭Sは、やや前傾の締まった展開の中で、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての完勝。そのレースも含めて、長い脚を使って後半をまとめる力はしっかりと見せていて、ここでも上位に扱える。
タイプ的には、勝ち味に遅いところがあるため、位置取り&コース取り次第のところはあるが、上位に食い込んでくる可能性は考えてみたい。




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