まとめ
- 道中ある程度高い水準から→勝負所でしっかりと加速する展開が基本。
- 高い持久力&切れが問われる。
ジャパンC過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。2023(イクイノックス:2.21.8)
12.7-11.3-11.5-11.0-11.1-11.5-12.0-12.1-12.1-12.4-12.4-11.7
天候:曇 芝:良
上り4F:48.6 3F:36.5
前半1000m:57.6
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-03
勝ち馬上り3F:33.5
2022(ヴェラアズール:2.23.7)
12.8-11.2-12.3-12.5-12.3-12.2-12.4-12.1-11.7-11.4-11.3-11.5
天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.2
前半1000m:61.1
勝ち馬コーナー通過:11-09-10-10
勝ち馬上り3F:33.7
2021(コントレイル:2.24.7)
12.7-11.5-12.8-12.6-12.6-12.3-11.6-11.6-11.7-11.6-11.5-12.2
天候:晴 芝:良
上り4F:47.0 3F:35.3
前半1000m:62.2
勝ち馬コーナー通過:04-05-04-04
勝ち馬上り3F:34.7
2020(アーモンドアイ:2.23.0)
12.7-10.8-11.8-11.3-11.3-11.5-11.8-11.9-12.1-12.3-13.2-12.3
天候:曇 芝:良
上り4F:49.9 3F:37.8
前半1000m:57.9
勝ち馬コーナー通過:08-07-08-08
勝ち馬上り3F:33.7
2019(スワーヴリチャード:2.25.9)
12.8-11.3-12.3-12.2-11.7-12.2-12.1-12.0-12.1-12.4-12.2-12.6
天候:曇 芝:重
上り4F:49.3 3F:37.2
前半1000m:60.3
勝ち馬コーナー通過:07-07-06-05
勝ち馬上り3F:36.5
2018(アーモンドアイ:2.20.6)
12.9-10.8-12.2-12.3-11.7-11.8-11.7-11.4-11.4-11.0-11.4-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:45.8 3F:34.4
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:03-02-02-02
勝ち馬上り3F:34.1
2017(シュヴァルグラン:2.23.7)
13.0-11.2-12.1-12.1-11.8-12.1-12.3-12.2-11.8-11.3-11.8-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:46.9 3F:35.1
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:05-04-04-04
勝ち馬上り3F:34.7
2016(キタサンブラック:2.25.8)
13.3-11.3-12.6-12.3-12.2-12.5-12.7-12.3-11.9-11.2-11.4-12.1
天候:小雨 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.7
前半1000m:61.7
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:34.7
2015(ショウナンパンドラ:2.24.7)
12.7-10.8-11.7-12.1-12.0-12.3-12.6-12.7-12.5-11.8-11.5-12.0
天候:晴 芝:良
上り4F:47.8 3F:35.3
前半1000m:59.3
勝ち馬コーナー通過:09-09-08-11
勝ち馬上り3F:33.9
2014(エピファネイア:2.23.1)
12.8-11.2-12.0-11.9-11.7-12.2-11.9-11.8-12.4-11.9-11.5-11.8
天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.2
前半1000m:59.6
勝ち馬コーナー通過:03-02-03-04
勝ち馬上り3F:35.0
過去10年の平均ラップタイム
12.84-11.14-12.13-12.03-11.84-12.06-12.11-12.01-11.97-11.73-11.82-12.02
2.23.70
ラップ傾向
(過去記事に一部加筆)過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで入り、道中は一旦は落ち着くものの大きくは緩まない展開。その後3コーナー辺りから徐々にペースアップして、勝負所で一気に加速→直線はやや右肩下がりの形になる。
このレースは、前半~道中が極端に速くなり→相当な持久力&持続力が問われたケースもあるし、前半~道中がゆったりと流れて→完全に折り合い&決め手勝負というケースもあって、展開の振れ幅が大きい。
それでも過去のレースデータをざっと眺めてみれば、全体としてはやはり道中の水準が高くて、尚且つ勝負所の加速でしっかりと脚を使う必要があることから、高いレベルでの(純粋な)持久力と切れが試されることは間違いない。
また仮にスローに流れたとしても、当然勝ちに行かなければならない立場の馬もいるため、全体の動き出しは早くなる傾向がある。そうなると、直線で決め手を発揮するためには、最初のペースアップ(低速から→中速へのギアチェンジ)を出来るだけ脚を使わずに行う必要があって、結局は持久力の高さが反映される。
脚質的には、道中で多少楽が出来るとしても、上がりで速い脚が問われることを考えれば、スタート直後に(相対的に)脚を使っている逃げ馬はやはり不利で、それを少し離れた所から見る形の好位差し辺りが最も勝ち馬像には近そう。
※超ハイペース戦の影響で、平均ラップの形がフラットに近くなっているが、本質はもう少し変化がつくものとして考えたい。(傾向も据え置く)
好走の条件
・高い持久力&切れがあること
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