2024年11月30日土曜日

ジャパンカップ回顧(ラップ分析)2024


まとめ
  • ゆったりとした流れからの→直線勝負。
  • 切れが問われた。

ジャパンC結果

ドウデュース2.25.5 32.7 13-12-12-07
シンエンペラー2.25.5 33.1 01-01-02-02
ドゥレッツァ2.25.5 33.4 06-03-01-01
チェルヴィニア2.25.9 33.4 03-03-06-04
ジャスティンパレス2.26.0 33.3 07-07-07-07
ゴリアット2.26.0 33.5 09-03-04-04

天候:晴 芝:良
上り4F:45.9 3F:33.4
前半1000m:62.2
12.7-11.4-13.0-12.9-12.2-12.3-12.5-12.6-12.5-11.5-10.8-11.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から落ち着いた入り方をして、道中も多少の緩急はありつつもペースの上がらない展開。勝負所もギリギリまで溜めつつ→直線で大加速という形。

今回の特徴は、言うまでもなく前半~道中の遅さ。
これまでのジャパンCでもゆったりと流れたケースはもちろんあったが、手元にある25年くらいのデータをざっと眺めてみても、(実質的に)ここまで緩んだ年はない。

全体としての(スピード)水準に低さに加えて、3~4コーナーでもほとんど動きがなかった…という点で、ハッキリとした直線勝負になり、適性的には切れが問われた。

脚質的には、(勝ち馬を除けば)やはり流れに乗っていた馬の方が好走率が高くなっているし、後ろからの馬には少し難しくなった印象。

この先に向けては、今回はさすがに適性面での1つの裏付け…という扱いになるが、一定以上の地力を示している馬しかそもそもいないレースではあるので、引き続き上位の活躍も普通に期待はできる。これまでのレースと合わせて、総合的に判断していきたい。



各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ドウデュース
後方からじっくりと進めつつ→勝負所~直線でハッキリとした違いを見せつけての快勝。最後はやや惰性的にはなったが、道中でほとんど力を使っていないこともあって、しっかりと脚を動かし続けて押し通した。
天皇賞よりも明らかに楽な追走となり、ギリギリまで溜める展開…というところで捲りやすさもあった。それらの点で、今回もこの馬の回転力を活かせた訳だが…、ジャパンCの出走馬たちがこんなに一瞬で交わされる?というのはある…。そこはただただ脱帽。
次は有馬記念。個人的にも元々そこは狙いの一戦ではあるし、正直もう、全て持っていっていただきたい…という感覚。見届けたい。



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