マイルチャンピオンシップ展望（予想）2024

予想

安田記念の時もそうだったが、海外の大物が来日というタイミングで、天気がやや怪しい…という予報。持っていかれてもおかしくない雰囲気ではあるが、京都での、その手の条件なら！という馬がここにはいる。とりあえずはそこを中心に。


◎ソウルラッシュ
同舞台・マイラーズＣは、稍重の馬場で前傾の展開に引っ張られて、自身も道中からかなり脚を使いつつ→上がりをまとめての勝利。元々地力は十分に示している馬ではあるが、その時の内容はここに直接的につながっても良さそう。
とにかく、格を上げた印象の昨秋以降は崩れることがなく、条件（環境）的にも向きそうなここで獲らなければどこで獲るのか？という感覚になる。
人気的には上位の一角までになっているが、ここは堂々と格を示して欲しいところ。

○チャリン
久々の大物。勝利してきたレース名を見れば、よく来たな…とはなる。
それらの内容は、日本の競馬と同列に語ることはどこまでいっても無理だが、時計面でも１つクリアしているし、ある程度好位から→ジワジワと伸びて押し通すスタイルは、この舞台にハマっても良さそう。（今の荒れ馬場であれば尚更）
夏から使い詰めしている点では、大丈夫なのか？というのはあるが、条件の後押しもありそうなここは、やはり注目してみたい。

▲ジュンブロッサム
同舞台・水無月Ｓは、展開に引っ張られて、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての完勝。その時のパフォーマンスは単純に高くなっていて、このメンバーの中でも普通に上位に扱える。
前走・富士Ｓでも、展開は道中で一旦落ち着いた格好だが、最後しっかりと脚を伸ばして勝ち切っているし、今の状態ならば面白い存在になりそう。注目しておきたい。

注ナミュール
昨年はここで勝利。その時は後方から極力ロスなく＆前を向くまではじっくりと進めつつ→直線で究極的な決め手を発揮した格好。その直前の富士Ｓでの、道中～上がりで示したハイパフォーマンスと合わせて、やはり力は上位に扱える。
他が前哨戦を使っている中でのぶっつけ…というところで、正直判断しきれない部分はあるのだが、当然可能性としては考えておきたい存在。

△エルトンバローズ
昨年ここでは４着。その時はある程度流れに乗りつつ、平均的に脚を使う形から→直線も最後まで止まらず…という内容。そこで示した持続力は、ここでも上位に扱える。
近走でも２戦連続で格好はつけていて、状態も戻している印象があるし、外枠から馬場のいい所を通りつつ→粘り込む可能性はあっても良さそう。
最後のもうひと押し…という点で、結局は相手の１頭扱いだが、注目はしておきたい。

△ブレイディヴェーグ
前走・府中牝馬Ｓは、道中まずまず高い水準から→直線でしっかりとした決め手を発揮しての勝利。改めてその性能の高さを示した。
今回マイルは初となるが、（マイル水準のスピードレースだった）ローズＳの時の内容を考えれば、こなせても良さそうなイメージ。
馬場悪化の可能性もある中で内枠がどう出るか？だが、やはり注目しておきたい。