2024年11月30日土曜日

ステイヤーズステークス展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 後半長い脚を使う中で、少し加速が入る展開。
  • 持久力は当然、切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎シュヴァリエローズ

過去のラップタイム

(長いので変則:3F毎+ラスト6F)
2023 37.7-37.8-38.2-39.3-12.3-12.3-12.2-11.9-11.7-12.0
2022 39.0-38.4-38.1-39.1-12.3-11.8-11.5-12.0-11.7-12.4
2021 39.9-38.2-38.7-39.7-12.2-11.9-11.7-11.6-11.3-12.4
2020 39.8-38.7-39.7-41.4-13.0-12.2-12.0-11.4-11.4-12.4
2019 38.1-37.7-41.0-37.1-12.0-12.1-11.7-11.5-12.0-12.9
2018 38.7-37.3-38.5-38.9-12.4-11.6-11.7-11.8-11.7-12.6
2017 37.6-37.2-38.2-38.3-12.3-12.0-11.9-12.0-11.7-11.8
2016 38.3-38.9-39.8-39.1-12.0-11.7-11.9-12.2-11.4-12.1
2015 37.9-39.2-37.0-39.0-13.1-12.4-11.6-12.0-11.8-11.9
2014 39.1-37.4-39.1-40.0-12.8-12.1-11.6-11.7-11.6-12.4

過去10年の平均ラップタイム
13.17-11.86-13.58-13.01-12.51-12.56-12.73-13.22-12.88-12.90-13.33-12.96-12.44-12.01-11.78-11.81-11.63-12.29
(38.61-38.08-38.83-39.19-36.23-35.73)
3.46.67



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半~道中は(坂によって多少のアップダウンはあるものの)さすがにこの距離なのでゆったりとした流れになり、レースが動くのは2周目の向こう正面に入ってから。

そしてレース終盤は、ラスト5F~6Fあたりからペースアップして、勝負所ではさらにもう1段階ギアチェンジするという形。

データ的に見れば決して高い水準という訳ではないが、何はともあれ日本一長い道中を進めることになるので、勝負所まで十分な余力を残すためにはやはり高い持久力が必要になる。

それを前提として、後半長い脚を使う中でも、瞬間的に加速する場面が見られるため、そこをある程度スムーズに動ける機動力は欲しい。
適性的には、切れと持続力をバランス良く備えていれば安心…といったところ。


好走の条件
・とにかく高い持久力が必要
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎シュヴァリエローズ
カウントダウンのように着を上げて、前走・京都大賞典で重賞制覇。引っ張られる展開の中で、自身も道中から脚を使いつつ→上がりをまとめて、力をしっかりと示した。
走りとしては3000m級になって得をするイメージではないが、今の状態&このメンバーであれば、勝ち切る可能性も十分にありそう。素直に期待しておきたい。

○ゴールデンスナップ
阪神大賞典は、後半型の持続勝負となって、ロスなく進めた馬が上位を占めた中で、勝負所では外を大きく回しつつ→詰めての5着。実力を示した。
タイプ(走法)的には、3000m級というよりグランプリ型…と言われた方がしっくりくるイメージだが、実際に走れている訳だし、やはり好走の可能性は十分。注目したい。

▲サンライズソレイユ
芝では東京2400mを2回走ってともに4着。上げ切れないイメージは否めない部分もあるが、34秒台前半でまとめることはちゃんと出来ている。
長さを感じさせる馬体でもあり、距離延長&中山で前進を見せる可能性もありそうだし、このメンバーならば、適性面から1つ注目してみたい感覚になる。面白い…かも。

注アイアンバローズ
ここでは過去3年で2→4→1着。実力&適性ともにやはり上位扱いとなる。
当然、普通に考えればまずはここから…とはなるが、ドバイから秋への直行組はあまり上手くいっていない事実があり、この馬も調整の遅れがあったという話。その点で評価は結局ここまでに止めたが、可能性としてはもちろん考えておきたい。

△メイショウブレゲ
京都大賞典は、展開に引っ張られて、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての3着。天皇賞でも後方からジワジワと詰めて、まずまず走れているし、地力は上位。
タイプ的には、はっきりと展開待ちのところがあるため、機動力の部分で勝ち負けまで届くかどうか?とはなるが、浮上の可能性はしっかりと考えておきたい。



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